東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

美しいくらしまでは何マイル

とうとう新居に住み始めました。

ここまで長い道のりでした。

今月19日夜から寝泊まりを始めました。

 

とは言っても、僕以外は実はまだアパートに寝泊まりしています。

とっくに電気は止めましたが、仕事に近い、友達と遊びたいという理由で、ランタンの灯りを頼りにキャンプみたいな生活をしています。

風呂だけ入りに来たりしています。

変わった人たちです。

 

改めてマイホームに住んでみると、こだわった質感の味わいをしみじみと感じます。

何度も中に入って長時間作業をしたりしていましたが、実際に住むとなると感じ方が全然違いますね。

アパートに置いてあったアイビーも、新居に置くと見え方がまったく違つて、カフェっぽいです。

でも家のいたるところにちょっとずつキズをつけ始めてしまっていて、そのたびに気持ちが萎えます。

 

まだまだ荷物はぐちゃぐちゃです。

少しずつダンボールから収納に移しています。

アパートからの引上げは、何とか終わりが見えました。

自分の部屋のオーディオ・ビジュアル・PC関係は、優先してセットアップを完了しました。

ただ、グリーン住宅ポイントでもらったテレビのレコーダーに関して、最近のものは音声のデジタル出力端子がないことが分かり、慌ててHDMIから音声をデジタルで分離するデバイスをポチりました。

レコーダーはたまに触っていないのにハードディスクやブルーレイの作動音がして、夜中に起こされたりしているので、フェルトか何かで覆ってしまおうと思っています。

今まで一番ちゃんとしたオーディオはリビングに置いていましたが、今回から自分の部屋に置くことにしたので、部屋の引きこもり指数がアップしました。

 

早く快適に暮らせる環境を整えたいです。

「美しいくらし」への完全移行まであと少しです。

春はのんびりというより

先週の息子の卒園式に続いて、娘も小学校を卒業しました。

今回は生徒1人につき保護者1人しか参加できなかったので、ママが参加しました。

僕は式が終わるころに学校に行って写真だけ撮ろうと思いましたが、予定していた終了時刻よりもずっと早く終わってしまい、僕と娘・ママは学校との行き帰りですれ違いになってしまいました。

非常に残念な気持ちでした。

 

娘は娘で、友達と違う中学に進学するというのに、一日一切泣いたりしなかったようで、あっさりしたものでした。

でも式の後は友達と遊園地で待ち合わせて、10人くらいで思うぞんぶん遊んできました。

夕方は家族4人で食事に行きましたが、なぜか娘はちょっと不機嫌な感じでした。

最近ご機嫌斜めなことが多く、反抗期が始まったような気配も見せています。

まぁ、友達と離れて引っ越さなければならないという不本意な事情も原因かもしれません。

 

その卒業式と同じ日、娘が友達と遊園地に行っている間に、引越し業者に荷物の積み込みに来てもらいました。

1年前に家が建って、のんびり引越し準備をできると思っていましたが、なんだかんだでなかなか進まず、ぎりぎりになってカラーボックスなどから荷物を取り出したりしている始末でした。

もうじっくり考えていられないので、明日着る服も一緒に積み込んでしまったりしました。

どれだけ時間があっても、結局そうなってしまいます...

6年間過ごしたアパートも、あっという間に様変わりしていきます。

新居での積み下ろしは翌日ですが、大きな荷物を運んだあとも旧アパートに何日か寝泊まりする予定で、これからの方がにゆっくり引越し作業をする感じです。

 

こんなふうに慌ただしく環境が変わっていくと、春の味わいをいっそう強めてくれます。

忙しくてかみしめている暇もないですけどね。

その日その日にどこで何を使って生活するかを考えながら、しばらく慌ただしい春を過ごしていきます。

メタルスライムをたおした!

住宅ローン控除のために確定申告をしました。

 

僕は税金とか保険のように、「法律によって厳格に規定されている」みたいなもの(特にお金がからむもの)が苦手です。

いろいろな説明を読んでも、確信を持って「こういう意味だ」と理解することができません。

今回は20年ぶりくらいに恐る恐るやってみました。

スマホでwebを使ってやってみると、以前に比べてずいぶん分かりやすくなっていました。

持っている書類のどこを見て入力すれば良いのか、入力の時に図で例を示してくれていたりして、親切になっているところがありました。

 

僕か特に困ったのは、住宅メーカーさんから

もらった「住宅省エネルギー性能証明書」をどう入力するかということと、「すまい給付金」の振込通知が見つからなかったことです。

住宅省エネルギー性能証明書については、住宅メーカーさんにも聞いて申請できる上限額が上がるだけだということを確認して、うちの場合は関係ないことが分かりました。

すまい給付金の振込通知については、再発行してもらうと間に合わないので焦りましたが、どうも通帳の振込みが確認できるページと口座番号が分かるページのコピーを送れば大丈夫そうだと分かりました。

こちらはあまり確信が持てませんでしたが。税務署も混みまくりで聞いてみるには時間がかかりそうだと思って、そのまま送ってしまうことにしました。

 

分かりやすくはなりましたが、時間と精神力を使う仕事でした。

引越の準備と重ならなければ、もう少し余裕をもってやれたんですけどね。

13年間でかなりの金額が返ってくるみたいなので、割のいいバイトをしたと思うことにします。

来年からの年末調整もまたちょっと不安ですが、来年さえ乗り切れば、後は同じことを繰り返すだけなので、備えておいてがんばります。

いつもより暖かい春

息子が卒園を迎えました。

幼稚園の丸々3年間がコロナ禍の3年間でした。

そんな状態で息子の幼稚園の行事にはあまり参加できなかったので、卒園式だけは行きたいと思っていましたが、どうにか参加することができました。

お遊戯会の時は3年間があっという間だったと書きましたが、パパが参加できなかった入園式は、いま思うとずいぶん前のことのような気がします。

 

息子が苦手だった集団生活も、ずいぶん順応できるようになったと思います。

卒園式もおとなしく真面目に振る舞っていました。

本人曰く、「自分は友達に人気だ」ということです。

子供の間では、悪びれたやつが人気なのでしょう。

悪びれぶりも、すっかり丸くなりましたけどね。

これから栃木市に引っ越して、また新しい環境で人気者にになってもらいたいものです。

 

間もなく娘の卒業式もあります。

小学校の卒業式は保護者は1人しか参加できないので、ママにおまかせです。

校門で写真だけは撮ってこようと思っています。

今日は卒業式で着る中学校の制服も受け取ってきました。

僕が通っていた時に女子が来ていたのと同じもので懐かしいです。

 

卒業と同時にコロナ禍も1つの区切りを迎えそうです。

いろいろな意味で新しい生活が、すぐそこまで来ています。

 

痛みの先にあるもの

ようやく冬が終わろうとしていますね。

僕の場合、冬はアカギレと湿疹に悩まされるので、春が待ち遠しいです。

今年はマイホームへの引っ越しもあるので、いつにも増して楽しみです。

でも忙しくなっているせいか、年が明けてから時間が過ぎるのが早すぎて、頭の整理がつかなくなっている感じがします。

 

そんなときに親知らずを抜いてきました。

確か1年半くらい前に虫歯で親知らずがかけてしまい、それからしばらくしてそれとは違う治療した歯がずっと少しずつ痛んでいました。

ずっと放置していましたが、1月半ばから急に強い痛みに襲われるようになり、歯医者さんに行ったら親知らずのせいで痛んでいるはずだと言われました。

歯医者さんから大学病院に紹介状を書いてもらい、最近はあまり痛まなくなっていましたが、予約していた今日ついに抜いてきました。

 

僕は口は大きい方だと思いますが、今回大学病院の先生に言われて、一般的な人より口が大きく開かないことが分かりました。

歯医者さんで見てもらうときも、長い時間口を大きく開けたままにするとアゴが痛くなってたんですよね。

今回の抜歯では休憩しながらときどき口を閉じて抜いてもらえたので助かりましたが、とても疲れました。

もっと辛いかもしれないと思っていたので、割と短時間で処置してもらえて良かったです。

 

これを書いている今、麻酔もほとんど切れましたが、1月から2月始めの痛みに比べたら大した痛みではないです。

不思議なことに、やっぱり親知らずと関係ない治療した歯のところが少し痛むので、神経がリンクしているのか何かあるのかもしれませんね。

この1ヶ月と少しの間は、さまざまな痛みとの戦いでした。

歯だけでなく、背筋・腹筋のトレーニングをさぼって腰が痛くなったり、アカギレで指が痛くなったり、寝違えたのか急に首が痛くなったり、今年は痛みにたたられているのかと思いました。

 

引っ越し1ヶ月前になって、気になっていた親知らずの虫歯が一区切りを迎えました。

今度は縫い合わせた歯茎の抜糸に行かなければなりませんが、ちょっとすっきりした気がします。

痛みが完全になくなれば、もっとすっきりが分かりやすくなるんでしょうね。

引っ越し前にいろいろとスッキリしてしまいたいと思っています。

引越し準備もがんばろう!

 

これこそ新しい景色

久しぶりに家族でディズニーシーに行ってきました。

カミさんと娘は昨年後半から「ランド」と「シー」に1回ずつ行っていますが、僕と息子が「リゾート」に行ったのは6年ぶりでした。

 

5時過ぎの電車に乗って開演前には到着しましたが、見たことがないくらいエントランスゲートに人が並んでいました。

でも中に入ると土曜日だったので午前中は空いていましたが、午後はとても混んできました。

落ちたり回ったり揺れたりする絶叫系に乗れない僕と息子は、基本的にママ・娘とは分かれてチーム別行動になりました。

僕と息子は「海底2万マイル」から見始めて、「マジックランプシアター」や「アクアトピア」などを体験しました。

時々家族で合流して、食事をしたり「ベネツィアンゴンドラ」や「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」に乗ったりしました。

 

最後に息子とパレード「ビリーヴ!シー・オブ・ドリームス」を見ました。

あまり長く待つこともできないので、場所取りをしたのは開演30分くらいでした。

混んでいたのであまり良い場所は取れず、座ってみなければならない場所だったので、水上の船はほとんど見えませんでした。

とてもお金がかかっているショーという感じで、感動的なものでしたが、普通の休みの日に行ってちゃんと見ようと思うと、プレミアアクセスでお金を払うか、「エントリー」の抽選で当選するか、何時間も座って場所取りをするか、いずれにしても覚悟を決めないと無理なのでしょうね。

人気のあるアトラクションも同じなので、何かいい方法はないのかと思ってしまいました。

 

今回は「ジェイウッド」さんで自分の家を建てたせいで、僕はディズニーシーの景観の見え方が大きく変わっていました。

できるだけ本物の素材で作るメーカーさんなので、本物の素材を多く使うディズニリゾートの建物はジェイウッドの家に近いところがありますが、エイジングを演出しているところはちょっとやり過ぎに感じてしまったり、一部「省略」が入ってしまっている装飾などはちょっと気になってしまったりしました。

そんな事を言いながら、なんだかんだで景観が楽しめる「ベネツィアンゴンドラ」が今回一番良かったと思いましたけどね。

 

ディズニリゾートのアプリも初めて使いましたが、スタンバイパスの使い方がよく分かりませんでした。

使えたら息子が大好きな「トイ・ストーリー・マニア」が見られたかもしれませんが、どうやら今は発行中止されているのかな?

スマホの電池も驚くほど消耗しました。

今回は10年くらい使っているモバイルバッテリーを持っていきましたが、さすがに新しく買い直そうと思いました。

 

今回は今まであまり行きてくないと言っていた息子が、思いのほか興奮して喜んでいたのが良かったと思いました。

娘は過去数回と同様楽しんでいましたが、ママとの好みの違いも見えてきました。

こんな風に家族でディズニリゾートに行けるのも、もうそれほど多くないのかもしれませんね。

 

ロールプレイングゲームと「生きる」

Nintendo Switchで続けてきたロールプレイングゲーム二ノ国 白き聖灰の女王」をついにクリアしました。

TVCMで見て映像が美しかったのを覚えていて、Switchのオンラインストアでたまたま安いのを見かけてダウンロードしました。

始めたのは確か2020年末にスマホで「アナザーエデン」をクリアした後ですから、丸2年かかったことになります。

う~ん、長かった…

 

僕にとっては、けっこう難しいゲームの部類に入ります。

初代ファミコン世代としては、その当時もっと難しいゲームをいくつも体験しているはずですが、大人になってからはあまりアクションを必要とするゲームはやっていないので、ちょっとしたアクションでもキツめに感じます。

最初のダンジョンからバンバン殺されてしまい、初めてのボス戦も苦戦しました。

ダンジョンや中ボスでなかなか前に進めなくなった時は、何度か挫折しそうになって、しばらくやめていた時期もありました。

最後の敵との戦いもちょっと苦戦して、そのボスが大技を出す直前にこちらが大技を出せたことで、ギリギリ勝利できた感じでした。

最後まであまり上手にはなりませんでしたが、何度も戦っていると急にその時だけ調子が良くなることがあって、そういうチャンスの時に何とか前進してエンディングにこぎつけた感じです。

「やさしい」モードもありましたが、さすがにそれは避けて「ふつう」で通しました。

ゲーム内でためたお金を使って、全滅したところから復活する方法も用意されていましたが、それはやらずにすべてセーブしたところからやり直しました。

もう意地でしたね。

 

でもやはり映像はとても美しくて、このゲームの映像を手掛けたスタジオジブリの映画の中で自分が歩き回っている気分でした。

特に最初にたどり着く二ノ国の町がきれいだった...

久石譲さんのオーケストレーションもすばらしい。

キャラクターの声を担当しているのも、「超」のつく有名な俳優さんたちばかり。

クリアしてから気がついて驚いた俳優さんもいました。

ストーリーも良くて、テーマがジブリらしい感じでしたが、「アナザーエデン」や「ドラクエⅦ」をやった後だと、ちょっと子供向けな感じがしたのが正直な印象でした。

特に後半の話は、すばらしい話ではありますが、どうやらNintendo DS版が最初に出て、その後にSwitch版やPlay Station版を出すときに追加された話のようで、全体の流れとしてはちょっと間延びした感じを受けてしまいました。

個人的にはもっと取り返しのつかないような「せつなさ」を前に出してもらった方が、感動が大きくなるんですけどね。

 

ロールプレイングゲームをクリアすると(時間がかかった場合はなおさらですが)、しばらくはまた新しいゲームを始めるのが辛く感じます。

途中で挫折するんじゃないだろうかとか、またものすごい時間がかかるんじゃないだろうかとか、嫌な気分で終わらなきゃいけないんじゃないだろうかとか、いろいろ不安を感じてしまいますね。

でもそれがまた「せつなさ」になって、ゲームの感動を大きくするのだとしたら、その状態のまますぐ次のロールプレイングゲームを始めたほうが良いとも言えます。

スマホでやりたいと思っているゲームもいくつかあるので、ちょっと考えてみます。

途中まで一緒にやっていた子供たちにも二ノ国をクリアしてもらうため、やさしいモードのやり方を教えてやろうと思います。

もう先にクリアされる心配はありませんから!