東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

年の始めのLRTと都市の夢

子供たちを連れて、初めてLRTに乗ってきました。

新設の路面電車としてニュースになったあれです。

少し前まで僕の職場はLRT駅の目の前で、仕事中に電車を見慣れていましたが、開業して間もなく職場が移転してしまいました。

子供たちはほとんど見たことがないので、冬休みの思い出にしてやろうと思いました。

 

子供たちにサプライズで乗せようと、直前までLRTに乗ることは内緒で連れていきました。

やはりちょっと意外だったようで、喜んでいました。

混み合っていたので、車内ではあまりはしゃいだりできなかったですけどね。

宇都宮大学陽東キャンパス」から宇都宮駅まで乗ってきましたが、駅ではちょうど成人式が行われた後で、スーツと着物姿の若者たちで賑わっていました。

この宇都宮駅の東口は、年末に一度僕が仕事で来たとき驚きましたが、LRTが開業する前の面影がないほど急激に開発されています。

なんだか急に大都会になったような宇都宮です。

中1の娘はだいぶ前に東口に来たことがあったので、変わり果てた姿に驚いていました。

LRTに乗るまで眠そうにしていた小1の息子も、だいぶご機嫌になっていました。

 

宇都宮駅に着いた後は、再開発でできたショッピングモール「ウツノミヤテラス」でブラブラしました。

コジマ電気なども入っていたので、ちょっと物色しました。

最後にコメダ珈琲でお茶をして、帰りの電車に乗りました。

 

僕も娘も、よく知ってはいるけど実際に乗ったらどんな感じなのか知らないLRTに対するちょっとしたモヤモヤが解消されて、「スッキリしたね」と一致ました。

LRTは建設費がかかり過ぎだと批判する人もいて、僕もちょっと大丈夫かと思っていましたが、実際に乗ってみると、陰気なことが多い今の日本の中では、元気な希望の光になっているような印象を受けました。

「カネがない」と考えてばかりでは余計に金回りが悪くなってしまうので、思い切って使うことも必要なのかもしれませんね。