東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

いつかはやってくる空白

ECC英会話Podcastingが終了してしまいました。

2006年から17年間も配信されていたようです。

僕が聞き始めたのはいつだったかはっきり覚えていませんが、結婚前からおそらく15年くらい聴いていたと思います。

英語のリスニング力を高めて日常的な単語も覚えようと聞き始め、ずっと聴いていましたが、ついに終わりの時が来てしまいました。

 

Podcastって何?」って思う方もいるでしょう。

iPodの時代にインターネットで配信を開始したラジオのような音声データのサービスで、日本では2005年に開始されたようです。

語学系の番組はもちろん、音楽系や情報系、ニュース、バラエティなど、今も多種多様な番組が配信されています。

数年前に再ブームもあったようです。

ECC英会話Podcastingがスタートしたのは2006年ということなので、日本でのPodcast開始から1年後に始まったということみたいです。

 

この番組は日常的な英会話をダイアログとしてネイティブが演技するもので、毎週月曜日に新しいエピソードが配信され、毎回2つのイディオム(連語)をテーマにして、それを1つずつ含んだダイアログが配信されていました。

最終回で初めて知りましたが、最初は5つの動詞を取り上げたりして、全く違う形だったみたいですね。

僕は全部の内容が聞き取れるまで繰り返し聴き(10秒巻戻しボタンを使います)、一通り聞き取れた後で、ダイアログを文字にしたものをWEBで見て確認していました。

僕にとっては聞き始めは少し難しいと感じていましたが、少しずつ慣れてきてからは、何度も聞き直せばほとんど全文どんな単語を言っているのか聞き取れるくらいになりました。

そんなレベルなので難しすぎず、簡単すぎず、ちょうどよいと感じていました。

講師のユキオ先生やDJの谷山さんのやりとりもナチュラルで楽しいもので、あまり気張らずに親しんで聴くことができました。

正直言うと、最後の方は「さすがにもうそろそろ終わりが来るかな」と思っていましたが、実際になくなってしまうのはとても残念なことです。

でも17年もやっていたというのは、本当にすごいことだと思います。

 

実は最終回を聴いてから、その前の回のレッスンをまだ聴いていなかったことに気づきました。

最終回はレッスンではなく、「17年間こんなふうに配信してきました」というお話だけで終わったのですが、それを聴いた後でWEBを見て、最終回の前のレッスンを聴いていないことに気づきました。

順番が逆になりましたが、本当の最終回はもしかしたら急遽追加で録音したのかな、という気がしましたし、レッスンとしての最終回の方が本当の最終回よりも「終わり」という印象を受ける終わり方だったので、返ってこの順番で良かったような気がします。

最後のレッスンは非常に集中できて、いつもの半分くらいの時間で全部聞き取ることができました。

 

これから代替のものを探していこうと思いますが、すぐには見つからないかもしれませんね。

もしかしたらPodcastでなく、アプリで探した方がいいものがあるかな?

余韻に浸りたい気もするので、しばらくは見つからなくてもいいと思っています。

ちょっとリスニングはお休みで。