引っ越した頃からパソコンの調子が悪く、動作が異様に遅くなったり、連続で起動に失敗したりすることが多くなりました。
Windows10が入っているSSDに「chkdsk」(エラーチェック)をかけてみると、エラーがたくさん出てきて、しかもなぜかどのエラーも「容量不足のために修復できない」というメッセージ(画面の写真を撮っていませんでした)が出てしまいました。
2年前にWindowsをクリーンインストールしたという話を書きましたが、この状況は今までとはちょっと違うような...
このパソコンはだいぶ前から不安定で、Windows11のものに買い換えようと考えていましたが、ここまでくるとSSDが不安定の原因だと思い、いったんSSDを交換することを考えるようになりました。
SSDの価格を調べてみると、なんとほぼ同じ容量のものを3,000以下で買えるではないですか!
このパソコンを買った約10年前は、2万円近くかかっているはずなんですよね...
スマートフォンの普及によるSSDの大量生産ということが原因にあると思いますが、それにしても恐ろしい価格下落です。
その値段なら、ちょっとのパソコン延命にしかならなくても後悔しないだろうと思い、交換を決断しました。
上が交換前のもの、下が新しいSSDです。
交換前のものは10年しか経っていないのに、やたら古いデザインに見えます。
パソコンが置いてある僕の部屋は狭いので、取り付けには苦労しました。
配線を外してパソコンを広いところに取り出せばやりやすいのですが、ものぐさな僕はパソコンを狭いラックに置いたまま、机の下にもぐって仰向けになりながら作業をしました。
首を少し持ち上げたまま作業しなければならないので、首や腹筋は痛くなるし、狭いところにドライバーを入れてネジを外したり締めたりするのにも非常に苦労して、時間がかかりました。
ソフトのインストールよりもハードの交換の方が一苦労でした。
今までのWindows10は、64bit版だけを選択すれば普通のDVD-Rでインストールディスクを作成できましたが、最新の「22H2」は容量が多くなって、DLというちょっと高い大容量DVD-Rが必要になりました。
何度もクリーンインストールは実施しているのである程度慣れてはいますが、それでもアプリのインストールまですべて終えるのに2日かけました。
2年前に苦戦したWEBブラウザのブックマークの同期については、気が抜けるほどあっさり何事もなく成功しました。
一度Firefoxのブックマークをうっかりぐちゃぐちゃにしたり消したりして、バックアップから復元したりしましたが、それでも何事もなかったのように同期できていました。
やはり「Edge」の同期をやめたのが良かったのかもしれませんし、同期を行う「iCloud」のアプリが安定性を上げてきているからかもしれません。
インストール完了後のパソコンは動作が速いです。
まだWindowをインストールした直後なので、それによるところも大きいと思います。
安定性も上がっている気がしますが、1度だけ起動失敗がありました。
一番ベースとなるパーツを交換し、人間で言えば脳みそを交換して記憶を全部コピーしたようなものですが、使っている分には交換前と何ら違和感はありません。
ちょっとした解決できないことがあって、スタートメニューのアイコンの絵が、アプリによって小さくなったり大きくなったりしてしまっていて、それを統一する方法が分かりません。
解決方法を知っている方は教えてほしいです。
交換して少しすっきりしましたが、これから使っているうちに不安定になるかもしれないので、もう少し様子を見ないと交換の成果は判断できません。
しばらくWindows11はお預けです。
お預けの方がいいのかな...