東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

命の息吹

実家に植えてあった楓の木をもらって、新居の庭に植え付けました。

以前も書いたような気がしますが、庭と言っても幅1.2mくらいの、家を建てるために最低限必要だったスペースだけですけどね。

そんなスペースなので、どこに植えるかはけっこう悩みました。

家を建てたときから考えてはいたのですが、日当たりや他の植物との関係、エアコン室外機の位置などを考えると、どこも一長一短あります。

北側を植栽スペースとしているのですが、結局玄関脇の家屋の角のところにしました。

ぎりぎり半日が当たるので、何とか紅葉もきれいな色になるかなぁという期待もあります。

気になるのは、雨どいの水がちょうど木の根元に当たるようになっていることです。

まぁ、楓はそれほど加湿に弱いというわけではないでしょうし、雨が降ったときだけ多めに水がくるというだけなので、大きな問題はないでしょう。

 

作業としては、やはり砂利をどける作業が一番大変でした。

砂利の層の下に、大きな石がごっそり詰まっている層があって、「木」を植えるとなるとその層も掘り下げる必要がありました。

植え替えた楓は、実家の古い火鉢を植木鉢にして植えてありました。

10年以上育てた木を火鉢から掘り起こして取り出すのも、ちょっと大変な作業でした。

掘った穴に楓を仮置きしてみると、穴の直径としてはちょうどいい感じでしたが、少し深く堀りすぎてしまった感じでした。

でも根が下に伸びていくスペースとしては良いと思い、新しくブレンドして作った土を20cm近く底に入れてから根鉢を置きました。

周りにも土を入れていきましたが、予定していたより深く土を敷いたために、土が少しだけ足りなくなってしまいました。

1袋赤玉土を買い足しておいたのですが、それでも根の上の部分に土を被せることができませんでした。

時間的に断念して、また来週にでも土を追加することにしました。

その状態で水をたっぷりかけると、それなりにガッチリと木が固定されていました。

今までは黄色っぽく紅葉していたようなので、地植えしたことで赤く紅葉するようになったら嬉しいのです。

ついでにこの間買ったジギタリスを隣に植えてきました。

やっぱり植物いじりは楽しい...

 

マイホームに木を植えたことで、何と言えばよいのかよく分からない感覚が家にプラスされた気がします。

「家に命が宿った」とでも表現すればいいでしょうか。

ちょうど僕の弟夫婦にも2人目の命が宿ったということを実家で聞きました。

赤ちゃんと楓の木、2つの命が何かリンクしたような気がします。

今後がいろいろ楽しみです。

 

※今回から「ガーデニング」のカテゴリーを追加しました。