東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

今度は実用植物

さて、マイホームの建設では、当初思っていたよりもだいぶ高い金額が必要になりました。

まだ外構にいくらくらいかかるか全く分かりませんが、こちらもできるだけ抑えなければなりません。

僕がお願いした建築会社では、標準仕様では地面すべてに砂利が入ります。

でも普通の灰色の砂利は和風な感じがして、建物の雰囲気とあまり合いません。

最初は地面をすべて芝生にすることも考えました。

家の庭を芝生にすることは、以前からの僕の夢でした。

コストとしても比較的安いですが、やはりメンテナンスしていくのが大変すぎます。

僕自身がやっていくことはそれほど大きな問題ではないですが、もし入院してしまったり、歳をとって体力がなくなったりしたときに、どうやってメンテナンスするかという問題があります。

そこでいろいろ調べて行き着いたのが、芝の代わりに「グランドカバー植物を植える」ということです。

背が低い多年草で、地面を覆ってしまうというわけです。

どの植物にするかいろいろ迷いましたが、今の最有力候補が「クリーピングタイム」です。

ハーブとして知られているタイムの一種で、這性で生存力の強いものです。

これならメンテナンスは年に1~2回剪定をするくらいで、水もほとんど与えなくて大丈夫みたいです。

暑さ(というか湿度)には少し弱いようですが、うまくいけば常緑で冬を越せるようです。

実際にどんな育ち方をするのか試すために、9月に苗を買ってアパートのプランターに植えました。

クリーピングタイムは、「挿し木」で増やせます。

ただ伸びた茎を切り取って、それを土に植えるだけです。

根を伸ばすまでに水分が不足してしまうこともあるので、しばらく水に浸した後で植えました。

挿し木をした株がこんな感じになっています。

クリーピングタイム挿し木.jpg左側半分は、クリーピングタイムの中でも斑が入っている「フォックスリータイム」という種類です。

根を張っているかどうか実際に確かめられませんが、新しい葉が増えていったりしているので、間違いなく発根しているでしょう。

もとの苗については、最近葉の色が暗くなってきてしまいました。

寒くなってきたせいもあるかもしれませんが、水を与えすぎてしまったのではないかと心配になってきました。

ついつい余計な手をかけたくなってしまいます。

僕は植物を育てるのが下手だと思いますが、植物を育てるのは楽しいですね。

最近は通る道沿いに見える家だけでなく、生えている植物にも目が行くようになりました。

家の仕様が決まって考えることが少なくなってきたので、タイミングはちょうどよかったかもしれません。

また何か変化があったら、育てたクリーピングタイムの様子をここで報告したいと思います。