東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

予兆のまったくない到来

実は家族の一人が新型コロナウイルスに感染してしまいました。

僕も濃厚接触者として、ようやく隔離期間が明けました。

幸い感染した本人も38℃くらいの発熱と頭痛が2日くらいあったくらいで、症状はそれほど大したことはありませんでした。

本人以外も症状が出ることはなく、隔離期間が終わりました。

隔離期間中はもちろん仕事には行けず、ずっと自宅で新居の準備をしたり、新居のために用意した植物の世話をしたり、掃除をしたり、本を読んだりしていました。

暇といえば暇でしたが、やることはそれなりにありました。

保健所からは買い物と通院には出かけても良いと言われましたが、買い物をネットスーパーの配達で済ませ、基本的に外出はしませんでした。

1週間の期間は長く感じると思っていましたが、案外短く感じました。

家族4人でこんなに長い間一緒にいることなんて初めてですし、貴重な機会でしたが、実際そうなってみると案外実感が沸かないものです。

実を言うと実の両親の金婚式のお祝いで温泉を予約していましたが、当日に感染が分かって行くことができませんでした。

キャンセル料ももったいないので、僕の家族だけキャンセルして、両親と弟家族だけで行ってきてもらいました。

とても残念でしたが、これも1つの思い出です。

今までどこかで遠いものだと思っていた感染が突然身近なものになりましたが、まだ実感が薄いのも事実です。

不思議な感覚ですが、どこかで自分の世界が変わった気がします。

隔離期間は明けましたが、少しの間何かと気をつけながら仕事に復帰したいと思います。