最近公開された映画版(とOVA版)ガンダムシリーズのTVエディションが、この間まで日曜17時に3作品続けて放送されていて終了しました。
なかなか映画館まで足を運べなかったガンダムファンとしては、非常に嬉しいチャンスだったので、録画して視聴しました。
同じ時間帯でその前に放送されていたガンダムの「水星の魔女」も見ていましたが、この「TVエディション」シリーズの方がより中身が濃くて楽しめました。
どれも面白かったですが、中でも「閃光のハサウェイ」は素晴らしかった...
僕の印象では3つの中で最も「大人のガンダム」という感じがして、モビルスーツ(ガンダムを知らない人のために言うといわゆる「ロボット」)のコックピットのシーンがリアリティにあふれていて、戦争の恐ろしさを物語の根底に敷いているといった印象でした。
登場人物同士の関係性も常に緊張感がある感じで、そのあたりの空気も大人感がいっぱいな気がしました。
感情表現も抑え気味だったりして、なんとも渋いです。
コヒーで言えば「甘みのないブラック」といったところです。
う~ん、よく分からない例えですね。
僕はガンダムシリーズを網羅して見たわけではないですが、案外ここまで大人っぽいガンダムというのは、ありそうでなかったんじゃないかな...
僕が一番好きな「ガンダムUC」に、最も雰囲気が近い気がしました。
物語の年代順で言うと、「ガンダムNT」が最も近いはずですけどね。
映画化されている閃光のハサウェイは、3部作のうち最初の1つだけみたいなので、早く続きが見たいです。
ガンダムは卒業して、新たな作品は見ないつもりだったんだけどな...
2022年度後半は見たいアニメが目白押しでTV放送されていて、アニメ漬けのような状態になっていました。
「うる星やつら」もシーズン1が終了しましたが、僕が子供の頃に放送されていたものとイメージにまったく遜色が無いように作られていて驚きでした。
声優さんがイメージを壊さないでやっているところは、もうすごすぎて閉口してしまうという感じです。
「ベルセルク黄金時代篇」は、放送を知ったのが第3話になってからだったのが残念でした。
「進撃の巨人 完結編」も良かった。
いっせいに終わってしまって、4月からは水星の魔女のシーズン2だけが残るので、ちょっと寂しい感じがします。
でも、いつまでもアニメは卒業できない気がします。