東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

さらにまた延長戦

昨年新居のデザインに合わせてダイニングテーブルを塗装し直したという話を書きましたが、実は引越し直前にさらに3度目の塗り直しを行いました。

忙しくてなかなか投稿できませんでした。

前回2度目の塗り直しで耐熱温度の高い水性ニスを塗ったと書きましたが、結局そのニスもボロボロと剥がれてきました。

やはり水性ニスは実用家具、特にテーブルには使用できないと、ようやく判断しました。

終止符を打ったつもりでしたが、シリーズは「II」では終わらず、「III」が公開されることになりました。

3度目は「ワシン 油性ニススプレー つや消しクリアー」を使用することにしました。

今まで刷毛を使ってニスを塗ってきましたが、やはり不器用な僕が塗るとどうしても分厚い塗装になってしまうので、最後の手段としてスプレーを使うことを決断しました。

 

まず前回書いたように、また塗装を剥がすのがいい加減イヤになっていたので、思い切って電動サンダーをレンタル(2泊3日で550円)してきて、一気に剥がすことにしました。

最初は150番の紙やすりを使ってやろうとしましたが、なかなか剥がれていかないので焦りました。

ちょっとやけくそになって60番に変えたら、割とすんなり剥がすことができました。

60番で削ったあとに150番で軽く磨くように削りました。

そうすると、今まで手で削っていたときに比べても圧倒的にツルツルの仕上がりになっています。

今回も「アンティークワックス」で色をつけましたが、電動サンダーのお陰でその色の伸びが今までより驚くほどなめらかで塗りやすく、ムラが出にくくなりました。

最初から電動サンダーを使えばよかったと大後悔です...

電動サンダーでは天板の部分だけ剥がすことにして、足の部分は外したりするのが面倒だったので、塗装を剥がしたりせずに軽く400番の紙やすりを使って手で磨くだけにし、水性ニスが残った状態でその上から油性ニスを塗ることにしました。

 

油性ニススプレーを塗ってみると、刷毛を使うより圧倒的に楽です。

確かに臭いはしばらく少し気になりましたが、我慢できないほどではあリませんでした。

刷毛とは比べ物にならないほど薄く塗れるので、こんな薄くて大丈夫かと心配になるほどでした。

薄いので乾きも早いです。

乾燥させて重ね塗りを4回行いました(最後の1回は日を改めて行いました)が、この重ね塗りも刷毛を使うよりずっと楽です。

 

塗装が終わったあとは、塗膜が固くなるまで最低1週間はテーブルを使わないほうが良いということをネットのあちこちで読みましたが、1つしかないテーブルを使わないわけにはいかなかったので、100均でビニールのシートを買ってきて、それを敷いた状態で10日ほど使いました。

でもうちの家族は使い方が荒いので、このシートに穴が空くような使い方をしていて、ひやひやさせられました。

 

仕上がった状態は、2回目の時にツヤがなくてしっとりした感じになったと書きましたが、3回目はさらにずっとツヤ消しでしっとりした感じになりました。

左が2回目の塗装が終わった直後、右が今回の塗装の後です。

ホワイトバランスも違えば、撮影したスマホの機種まで違い、さらに言うと撮影した家まで違うので、比較が難しいと思いますが、ツヤがないサラサラした感じが何となく分かってもらえるのではないでしょうか。

手触りは少しザラザラした、しっとりした感じがします。

右は新居で撮影していますが、雰囲気がマッチしていますよね。

やっぱり素人の雑さは出まくっていますが、2回目までに比べるとかなりマシになっていると思います。

 

よく見ると、擦り傷がついているのが分かると思います。

おそらくシートを掛けていたときに、シートの穴の部分からついたキズだと思います。

でも水性ニスだったらこれだけではすまず、べりっとニスが剥がれていたと思うので、やはり強度も格段に増している気がします。

このくらいのキズはあまり気にせず使うことにします。

気になったらもう1回重ね塗りしようかな...

水性ニスの上から塗った足の部分も、剥がれてきたりする気配はありません。

ただ、天板は食べ物で汚したときなどに、ふきんで拭いても汚れが落ちにくいのがちょっと気になります。

 

今度こそ終止符が打てそうです。

ただイスはまだ水性ニスだけ塗ってある状態なので、新居の整理が落ち着いたら、テーブルの足と同じ方法で油性ニスを塗ってみようと思います。

引越し前に終りが見えてよかった...