東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

約100年の集大成

夏からずっと寒暖の差が激しい気候が続いていますが、いよいよ秋らしくなってきました。 そんな中でもまだ、僕のガンダム漬けの日々は続いています。 8月に書いたように、見ていたガンダムΖΖは見終わりました。 作品の雰囲気も途中から急激にシリアスに傾いていって、最後の敵「ハマーン・カーン」との戦いはすばらしかったです。 最後の最後はちょっと予想外でした。 そしてその後、ブルーレイを借りて「逆襲のシャア」を見ました。 この劇場版は何度か見たことがありますが、ΖとΖΖを見た後なので設定や流れが分かりやすく、入り込んでいけました。 ΖΖは正直音楽は今ひとつでしたが、それに比べ逆襲のシャアは音楽がすばらしい。 完全にオーケストラのBGMがどんどん盛り上げてくれて、物語のスケール感を増大させてくれます。 スターウォーズの音楽をイメージしてもらえれば、多くの人にはピンときてもらえると思います。 エンディングの「Beyond The Time」も耳に残りまくって、ずっと口ずさんでいます。 そして今、「ガンダムUCユニコーン)」を見ています。 Ζガンダムから、物語の中の時代を順に追って見ていっているわけです。 最初はUCまで見るつもりはありませんでしたが、逆襲のシャアの最後、主人公たちがどうなったのかはっきりしていないところがあって、これで「完結」になるのは心残りだと感じ、「続き」を見ることを決意しました。 逆襲のシャアが公開されたのは1988年ですが、UCは2010年にビデオで公開されたばかりで、TV版が放映されたのはつい昨年のことなんですよね。 こんなことになるなら、TV版は録画しておくんだった... UCはほとんどCGで作られているので、逆襲のシャアまでと比べると画質は恐ろしくきれいで、モビルスーツ(ロボット)戦は1シーンごとに鳥肌が立ちます。 バンダイチャンネルは今月から「html5版」という形式で見られるようになりましたが、それで見たら画質もさらにアップしていたので、よけいワクワクします。 モビルスーツのデザインも、なぜこんなにかっこよくできるんだろうと思うくらいキマっていて、僕の好みにドンピシャな感じです。 クシャトリヤかっこよすぎる... そしてまた音楽も、逆襲のシャアからさらにましてすばらしい! BGMは壮大でしかもカッコイイし、オープニングとエンディングの歌も、なんでこんな曲を選べたのか不思議なくらいいいです。 UCのお話はもともと小説だったようですが、ストーリーの展開も面白くて、どんどん次を見たくなります。 物語の緊迫感も他の作品から群を抜いていて、戦争の恐ろしさや人間の怖さなどもよく伝わってきます。 1点だけ気になるのは、人気キャラのシャア・アズナブルが使っていた台詞回しが使われすぎていて、ちょっとわざとらしい感じになっているところです。 でも全体として、現代の技術とセンスを使えばこんなすごいガンダムが作れるんだということを思い知らされますし、本当に見てよかったと思います。 初代ガンダムを見ていた僕らの世代の人には、ぜひUCをオススメします。 まだ全体の1/3くらいしか見ていませんが、早く続きを見ていきたいです。 それが終わったらいよいよ一番最初の時代に戻って、「The Origin」を見ようと思います。 その後はTV版の初代ガンダムを見ようと思っています。 まだ長く続きそうですが、興奮が止まりません。