東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

YOUR HISTORY

僕は今まで履歴書を書くたびにコピーをとっておいたのですが、この7年くらい(だったかな?)その履歴書が見つからなくなっていました。
自宅のレターケースの中に入れてあったはずなのですが、毎年のように探しても出てきませんでした。
ところがふとまたそのレターケースの中を何気なく見てみると、重なった履歴書の束が当たり前のように入っているではないですか!
ずっと探していたものが不意に見つかり、感激とともに不思議な気持ちに囚われました。
今までなぜ見つからなかったのか分かりませんが、半ば諦めていましたから、二度と会えないと思っていた人に突然出くわしたような感覚です。 実を言うと、今の会社に入るとき書いた最新の履歴書は、コンビニでコピーをとったときに原本をコピー機の中に忘れてきてしまい、後から気づいて慌てて取りに行き、焦っていた勢いで自損事故をやってしまったという経験があります。
ですから余計に貴重なものと感じているので、見つけたときの嬉しさはひとしおでした。

僕は転職回数が比較的多いほうですし、最近ますます記憶力が弱くなってきている状態なので、何年にどこからどこへ移ったのかどんどん忘れてきてしまっています。
それを知るには履歴書のコピーが頼りなのです。
またなくしたりしたらショックも大きいので、すかさずスキャナでデータ化しておきました。

2007年の履歴書は手書きでしたが、最近は履歴書もパソコンやスマホで書くのが多分普通ですよね。
その頃の僕の状況を思い出してみても、今とはだいぶ違っていて、12年でいかに好転したかを思い知らされます。
ありがたいことだと噛みしめなければなりません。
どうしても慣れてしまいますが、あの頃のことも忘れないようにしたいと感じました。