東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

強剪定そして生ラベンダー風呂

暖かい日が多くなってきました。

先週はオリーブの強剪定を行いましたが、ラベンダーも強剪定を行う時期です。

ラベンダーの場合、剪定を行わないと根本の木質化が進んでしまい、先端の方だけが成長する(葉が茂る)ようになってしまうので、若返りを図るために毎年の剪定が大切なようです。

 

以前からラベンダーの剪定についてはよく調べていたので、割と迷うことなくできました。

最初に枝を減らして風通しを良くするため、枝の根元から切る「透かし剪定」を行いました。

次に枝が別れて数が増えることを促すために、枝の下から3分の1くらいのところでカットしました。

これで切ったところから枝分かれが起こっていくはずです。

上がビフォー、下がアフターです。
知らない人から見ると「切りすぎ」と思うくらいだと思いますが、Youtubeなどで調べるとこのくらい切ってしまったほうが良いという人がほとんどです。

昨年も一気に成長して大きくなったので、また大きくなることは間違いないでしょう。

 

全体の葉の半分以上は切り落としたので、切り落とした大量の枝をただ捨てるのは忍びないと思い、以前から考えていたラベンダー風呂に使ってみることにしました。

そのまま湯船に入れたのでは香りがほとんど出ないので、まずは鍋で煮出します。

100円均一で買った洗濯ネットに入れてから鍋につっこみました。

ホコリが気になるなら、ネットに入れる前にラベンダーを少し水洗いしておいた方が良いかもしれません。

10分弱煮たら、煮汁と一緒にネットのラベンダーもそのまま湯船にぶちまけました。

「生ラベンダー風呂」完成です。

これならラベンダーの小さなカスも湯船に散らばることはなく、片付けが楽です。

お湯が茶色っぽいのはラベンダーの色ではなく、ラベンダーを入れる前に息子が入れてしまっていたバスボムの色です。

でもラベンダーの煮汁もこれに近い色なので、ラベンダーだけでもこれを薄くしたような色になるかもしれません。

バスボムの方はおもちゃが出てくるのを楽しむものなので、香りは強くありません。

 

実際風呂に入ってみると、しっかりとラベンダーの香りがします。

特にラベンダーのネットをいじったりすると香りが増します。

煮汁を入れたときに、かなり強い香りが浴室に充満したので、入浴中は臭いのではないかと恐れていましたが、そんな事はありませんでした。

強すぎるということはありませんが、匂いに敏感な人にとってはちょっときついかもしれません。

僕の好みとしては、ちょうどよい香りの強さだと思います。

なんだか「非日常」をちょっと感じさせてくれて、ホテルの高級感の演出を思い起こさせます。

温度を少し低めにしてのんびり入れば、ものすごくリラックスできるのではないでしょうか?

可能なら、お風呂の照明を少し暗くできるといいですね。

生ラベンダー風呂をやってみるなら、落ち着ける休日にやることをオススメします。

 

これからも、剪定をするときは生ラベンダー風呂をやっていこうと思います。

5月にはローズマリーも剪定するつもりなので、ローズマリー風呂もやりたいですが、ラベンダーに比べると非常にきつい香りなので、ラベンダーにローズマリーをちょっとだけ混ぜて入れるのもいいかもしれません。

タイムを混ぜてみるのもいいかな?

ガーデニングの別の楽しみ方が増えました。