取り込まれていく世界

職場に向かう途中でコンビニに寄ったとき、財布を忘れていることに気づきました。

クルマに小銭を少し入れてあるので、それを使ってもいいのですが、現金だとせっかくのキャッシュレス還元が受けられません。

そこでふと「au PAYを使えばいいんだ！」と思いました。

以前も書いたように、僕はメインのケータイとしてauのフィーチャーフォン（ガラケー）を使っていて、他に1GB契約の格安SIMを入れたSIMフリーのスマホを持っています。

au PAYは、スマホのアプリで表示したバーコードをレジで読み取ってもらうことで、「au WALLET」というプリペイドカードにチャージしたお金を支払いに使えるしくみです。

au WALLETは、auのケータイでチャージして電話料金と一緒に請求してもらったり、コンビニで現金を使ってチャージしたりすることができます。

au PAYのバーコードはスマホのアプリでしか出せないので、僕はauのスマホを契約していないと使えないだろうと勝手に思い込んでいました。

でもau IDというアカウントをとっておけば、auと関係のないスマホでアプリに登録しても、バーコードを表示することができます。

つまりチャージはauのフィーチャーフォンで行って、バーコードはSIMフリースマホで表示すれば、auスマホがない僕でも問題なくau PAYを使うことができるのです。

しかもコンビニならだいたいWi-Fiが使えるので、通信が必要になっても大丈夫です。

au PAYで支払いは成功して、ちゃんとキャッシュレス還元も受けることができました。

もうだいぶ今さらですが、財布を忘れてもほとんど問題なく買い物ができるなんて、革命に近い変化ではないでしょうか？

僕は別にお金は目に見えて触れるモノじゃなきゃダメだとは思っていないので、キャッシュレスで済むならそれがいいと思います。

ただ、今年の台風のときように災害で停電になったり、スマホが故障したりするときのことを考えると、困ることも増えるかもしれません。

水道や電気が普及したのと同じ状況とも言えますね。

経済中心の世の中がますます進んでいくようですが、便利さと大きな変化を実感した日でした。