iPodでの音楽再生に小さな変化が起きようとしています。
iOS7になった時から、純正の「ミュージック」アプリではアーティストから選んでアルバム単位で再生するということがしばらくできず、不満を感じていましたが、それはApple Musicがスタートした時のOSのアップデートで解決され、曲選びが楽になりました。
でも、再生を一時停止してしばらくすると、再生位置がリセットされて曲の頭に戻ってしまうという不便さは、残ったままでした。
そんな時にONKYOのアプリ「HF Player」にレジューム再生機能がつきました。
ところがこちらは逆になぜか、アーティストを選んでからアルバムを選ぼうとすると、アーティストによってはアルバムごとに表示できないという不具合が出るようになっていました。
そして最近なんとなくHF Playerを使ってみると、いつの間にかその不具合がなくなっていたので、HF Playerを使うことが多くなりました。
そんなHF Playerにも難点があります。
再生を一時停止/再開する時に、いきなり音を消したり出したりせずに、わずわかな時間で音量をなめらかに下げながら停止し、上げながら再生開始をするという演出が行われます。
細かい気くばりですが、正直僕にとっては余計なお世話と感じてしまいます。
僕は曲のすべてを聴きたいと思う人間なので、音量が小さくなってしまった部分については聴けなくなってしまうことになり、不満の要素になります。
設定でこの演出をオフにできればいいのですが、残念ながらその設定はできません。
もう一つ、iOSの音楽再生アプリとしては珍しく独自の再生機構を持っているので、ミュージックアプリと再生回数を共有できません。
僕は再生回数が少ない曲が自動で入るプレイリストを作っているので、HF Playerを多用するとこの意味がなくなってしまいます。
最近アプリがやたらと容量を食うようになり、iPodの空き容量も少なくなってしまいました。
第6世代のiPodが欲しいと思っていたので、今度は128GBを買わなければならないかもしれません。
新しいiPodに変えれば、再生位置のリセットも少なくなるかもしれないので、それも期待したいです。
高機能になるにつれて、不便になっていくものも多いと感じますが、それに負けるのも悔しいので、使いこなし方を見つけていきます。