東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

敵か味方か

ドラマ「相棒」の冠城亘編が終わりました。

僕は昔から相棒はおもしろいと思っていましたが、7年前に冠城亘編が始まった時から録画を始めて、彼が出ている話だけは全話見ることができました。

最終話は感慨深いものがありました。

主人公・杉下右京と亘の関係は、ちょっと不思議な感じがありました。

僕が印象に残っているのは、

右京「想像が及ばないのならば、黙っていろ。」

亘「右京さん、あなた、何様だ?」

とやりあうシーン。

お互いをあまり快く思っていないと思わせるような場面も多くありましたが、最終話を見ると、実は信頼しあっているからこそ、相手を不快にさせてでも言いたいことを直接言い合う関係だったということがよく分かります。

初代相棒の亀山薫を超えて最長出演の相棒となったのも、そういう関係性があったからこそでしょう。

冠城亘編では、他のキャラクターに「危険な」感じのキャラクターが多かったので、面白ろさを増していました。

ただ最後のseason20では、その傾向がちょっと弱まってしまった感じがして、少し残念でした。

春夏は相棒の放送がなくなるので、いわゆる「ロス」のシーズンになります。

でも新しい相棒が誰になるのか、楽しみにしながら秋を待ちたいと思います。