東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

episode 10

SIMフリースマホ「moto g7」を買ってから1年になろうとしています。

もうすっかりAndroid派の人間になり、「Pulsar」というアプリを使えば、曲のプレイリスト作成から音楽ファイルのタグの編集までうまくできるようになりました。

英和・和英辞典アプリを探しても良いものがなかなかなくて、ちょっとだけ困っているところです。

そんな折、製造元のモトローラからmoto g7にようやくAndroid10が配信されました。

待ちに待ったアップデートです。

毎週のようにアップデートが利用可能になっていないか、チェックしまくっていました。

上位モデルの「g7 plus」には、とっくに配信されていたみたいなんですけどね。

もう1週間ほどAndroid10を使っていますが、ほぼ違和感なく使えています。

動作が鈍くなったりということは全然ないです。

安いスマホなのに、それがAndroidのいいところですね。

1つだけ気になるのは、Chrome(ブラウザ)がちょっと不安定になって、フリーズすることが多くなったことです。

今までと見た目の変化で大きいのは、バッテリーや電波状況のアイコンが、太い縁取りになったところです。

それ以外はほとんど、見た目で「変わった」感じはしません。

一番大きい変化は、僕自身が選んだ設定ですが、「ジェスチャーナビゲーション」が使えるようになったことです。

今までも割とよく似た操作方法として、モトローラ独自の「ワンボタンナビ」というのを使っていました。

画面最下部のボタンが棒線1つだけになって、それをふつうにタップするとホーム画面に、上にスライドすると起動中のアプリ一覧に移動し、左右にスライドすると戻る・進むの操作になるというものです。

従来どおりのAndroidと言えば、ふつう最下部には3つのボタン(戻る・ホーム・アプリ一覧)があると思いますが、僕の場合は初めてのAndroidであるmoto g7を買ってからすぐにこのワンボタンナビに設定にしたので、これがAndroidという感じでした。

Android10のジェスチャーナビゲーションも最下部のボタンが棒線1つというところは、ワンボタンナビと同じです。

ただしそれをタップしただけでは基本的に何も起こらず、ホーム画面は上にスライドすることで呼び出します。

「戻る」については、どこでもいいので画面左右の端から画面内側にスライドすることで操作でき、最下部のボタンは関係ありません。

この戻るの操作は格段に便利になりました。

アプリ一覧を呼び出すには、最下部ボタンを上にスライドしてから、そのまま少しホールドするというやり方です。

これはワンボタンナビに比べると一瞬「待つ」必要があるので、すこし面倒です。

棒線ボタンの左右スライドは、起動中のアプリの切り替えに使えます。

これは慣れれば非常に便利だと思います。

全体的にiPhone(X以降)の操作に近くなったのではないでしょうか。

僕がずっと続けているゲーム「アナザーエデン」(横画面でプレイ)では、このジェスチャーナビゲーションの設定にすると、なぜか表示される部分が少し狭くなり、端が少しずつカットされてしまいます。

今までは液晶の形に合わせて左右どちらかの角が丸くなっていましたが、ジェスチャーナビゲーションにしてからは液晶の形とも合っていません。

表示部分が長方形に近い形になったので、ある意味僕の好みといえば好みです。

アプリ作成者も、まだジェスチャーナビゲーションの仕様には慣れていないのかもしれませんね。

もしかしたらChromeが不安定なのも、ジェスチャーナビゲーションが関係しているかもしれません。

ともあれ、Android9のまま取り残されてしまうのかと思っていたので、安心できました。

ジェスチャーナビゲーションはこれからのスタンダードになっていくと思うので、その作法に慣れておこうと思います。