気温が20℃を超えた次の日15日は、また急に寒くなりました。
昼頃から体の芯まで冷えるなあと感じていましたが、職場で夜を迎えると、寒気はずんずん増していきました。
もうこの寒気は気温のせいばかりではないと、はっきり分かるようになりました。
アパートに帰って熱を測ってみると、予想を上回る38℃超えでした。
こんなに体温が上がるのはいつぶりか、覚えてもいないくらいです。
とにかく何の病気だろうと焦りました。
カミさんが妊娠中なので、マスクをしたりしてインフルエンザには気をつけていました。
インフルエンザなら、仕事は休むしかないでしょうが、簡単に休む訳にいかないような状況です。
20年前には「EBウィルス」というウィルスに感染して、3週間入院したことがあります。
もしまたそれだったら、もう「おわり」です。
その次の日、病院に行ってきました。
咳や鼻水が全く出ていなかなったので、インフルエンザではないと思いましたが、検査結果は案の定シロでした。
でも逆にシロだったことで、先生もなぜ熱が出たのかちょっと首をかしげていました。
何かのウィルスが少し悪さをしたのだろうということで、抗生物質を処方してもらいました。
もう病院に行った時にはちょっと下がり始めていて、その後はどんどん下がっていき、その日の夜には35℃台まで回復しました。
一体何だったのだろうという感じでしたが、疲労感だけが残りました。
首周りも何となく腫れている気がします。
後味の悪い体の大騒ぎでした。
人にこの体験を話すと、「怖いね」と言われます。
僕はよく原因不明の症状が出て、後でその原因が分かることが多い気がします。
胆石を持っていた時も、ずっと痛みや吐き気の原因が分かりませんでした。
死に近いのか遠いのか、よく分からない体と付き合っていくしかありません。