東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

幸せとは

ついに3月になりました。

忙しかった仕事も少し余裕が出てきました。

僕の仕事的には一区切りがついて、いよいよ新しい年が始まるといった感じで、気持ちもガラッと変わっていく季節です。

やはりまだ寒暖差はありますが、基本的に暖かく春らしくなってきました。

昼間も暖かい日が増えましたが、特に夜は季節の変化を感じます。

雨が降るたびに春らしさは強さを増していき、まさに「一雨ごとに」といったところです。

今日は雨が降ると言われていた割にはほとんど降りませんでしたが、気持ちの良い一日でした。

今年の春は第二子の誕生もあるので、そちらの方が大きすぎて春の変化というのはかすんでしまいそうですが、それでも今日は空気の匂いも一気に変わった感じで、やっと春が来たなと実感せずにいられませんでした。

夕方娘と買い物に行きました。

スーパーの食品売り場のおいしそうな匂いに、自分が子供ころに親たちと買い物に行った思い出がよみがえりました。

僕の「幸せのイメージ」は、まさにその思い出そのもので、非常になつかしい愛おしい思いがそこにはあります。

空が暗くなっていく中での自動車のテールランプの光も、そのイメージと強く結びついています。

当時は逆に、将来自分に子供ができたら、またこんな光景を目にするんだろうなと思っていて、その日が来たら幸せだろうなと思っていました。

まさにその光景をいま見た気持ちでした。

春の匂いと懐かしさが交わり、なんとも言えない思いの一日でした。