東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

大人の時間へ

この連休はちょっと思い切りました。

遊佐未森さんのライブを見に仙台に行ってきました。

「ライブに行く」なんて、そこからだいぶかけ離れた生活をしていました。

最後に行ったのがいつだったかも覚えていませんが、栃木に帰って来てからは1度も行っていなかったので、おそらく15年くらいぶりだと思います。

20代の頃はオリジナルラブStingJamiroquaiなどのライブによく行って興奮したものです。

生活環境なども変わって、ずっと遠ざかっていました。

今回はライブ会場限定で販売される“piano album”というCDがあって、正直それも大きなお目当でした。

どうしてもそれがほしいと思っていて、連休の最後に仙台公演があるし、夏休みに入った娘は栃木市の実家に泊まると言っているし、カミさんもつきあってくれるというので、思い切って行こうと決意して、チケットを入手しました。

会場に着くと待っている人たちがたくさんいました。

やはり昔から聴いている人がほとんどのようで、僕と同じかもう少し上の世代らしき人がほとんどでした。

会場はカフェバーのようなところでしたが、入ってみると思っていた以上に小さいところで、お客さんもめいいっぱい入って聴く感じでした。

僕はギリギリのタイミングでチケットを取ったので、席は後ろの方の狭まったところでしたが、それでもステージとの距離は遠くないので十分楽しめました。

気のせいかもしれませんが、音響も非常に良い感じできれいに聴こえ、曲の中にどっぷり入り込めました。

遊佐さんの声の美しさもよく分かる音響でした。

ギターの音色がボサノバ風で、お店の雰囲気も何となくアルゼンチンっぽいので、乾燥した暑い風のような情景が思い浮かびました。

今回は演奏してもらえませんでしたが、その雰囲気からボサノバ調の「blue heaven」という曲を聴きたかったと思いました。

一番印象に残った曲は、ライブのサブタイトルにあった「太陽とアイスクリーム」です。

今回のライブは楽器はギターと遊佐さんのピアノだけの編成でしたが、それに合わせたアレンジが絶妙で、この曲のメロディーの美しさを改めて感じることができました。

それ以外も予想外にデビューに近い頃の曲が選ばれていて、特に「空色の帽子」という曲は昔大好きだったことを思い出して、感慨深いものがありました。

鳥肌を立ててしまうポイントがたくさんあって、サイコーのライブでした。

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20代の頃のグルーヴを楽しんだライブとはちょっと違う楽しみ方になりましたが、音楽とは何かを感じられたような気がしました。

これからもっと音楽を感じる機会を増やしたいと思います。