東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

優雅すぎる道

新しいアテンザが発売になりました。

これで僕のアテンザも、晴れて正式に「旧型」になりました。

アテンザのデザインにはまだ「おぉ」という格好良さは感じませんが、実車をまだ一度も見たことがないので、結論するのは早すぎるでしょう。

それよりも新アテンザでちょっと驚いたのは、マニュアルトランスミッションが割としっかり設定されていることです。

旧型でも、マイナーチェンジの後はマニュアルが選べるグレードがだいぶ限られてきていましたので、新型になってまた増えたのは意外でした。

日本車の中でもここ10年くらいは、セダンやワゴンでもごく一部のグレードでしか、もしくは全く、マニュアルが選べないクルマがほとんどになって、実際マニュアルを選ぶ人もほとんどいなくなっていると思いますが、そんな中でもマニュアルを選べるようにしちゃうところが、マツダトヨタ、ホンダと大きく違うところだと思います。

僕はずっとマニュアル派で、自分がクルマを所有するようになって15年間(と言っても2台しか買ったことがありませんが)、マニュアル車しか買ったことがありません。(ただしカミさんが結婚と同時に持ってきたクルマはオートマです。)

でも社員旅行から帰ってきたあたりから、「オートマの方がいいかな」という考えがよぎるようになりました。

なぜマニュアルがいいかというと、加速がダイレクトだということよりも、減速を微妙にコントロールしやすいからです。

オートマだとどうしても、減速するときは必ずブレーキペダルを踏むことを強制される印象がありますが、ほんのちょっとの減速のときはやはり、エンジンブレーキを使いたいです。

マニュアルならアクセルを離すだけで、減速の微妙なコントロールができるので好きです。

でも、やはりシフトチェンジのときはスムーズにいかないこともあって、運転時間が長いと余計にそのスムーズさが欲しくなります。

4号線の運転などでは、速度を自動でキープしてくれるオートクルーズを使うと非常に楽で、大田原に行くようになって多用していますが、マニュアル好きの「運転はできるだけ自分でやりたい」というコンセプトには大きく反しています。

カミさんにも運転させることを考えると、次はもうオートマの選択しかないのですが、自分でも進んでオートマを選ぶ道を進み始めている気がします。

これも歳のせいかもしれません。

何とか抵抗したいですが、無理に抵抗するのもバカらしくなり始めています。

「道を進んで」いるようです。