東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

目のつけどころがApp

iPhone5が発表されました。 正直な感想は、思ったよりも進化の幅が小さいということです。 Androidが激しい競争の中でどんどん進化するのに対抗して、iPhoneも性能で勝負してくるだろうと期待していたので、特にそう感じてしまいました。 ディスプレイのアスペクト比(縦横比)が初めて変わったことは大きな変化でしょうが、多くのAndroidが採用するようになった1280×720ピクセルのディスプレイに比べると、“5”のディスプレイは迫力に欠けます。 iPhone4の時は、それまでには全くないほどの解像度のディスプレイで出してきて、今のスマートフォンに大きな影響を与えたというイメージがあるので、そのディスプレイが「トンガっていない」というのは、ちょっと物足りない気がします。 今回はAppleらしく、ハードウェアのスペックだけでなく、ソフトウェアやインターフェイスなどの全体の完成度で勝負しようということなのでしょう。 実際“4S”と“5”を比べるとボディーの幅が全く変わっていないので、片手での操作性を重視して幅をキープしたのかもしれません。 この幅の中では、ピクセルの密度の限界からこの解像度以上にはできなかったとも考えられます。 僕が注目するのは、実はiPhoneよりもiPod touchです。 特に新モデルよりも、旧モデルの価格に惹かれました。 なぜなら、月額契約のないiPod touchでもFaceTime(テレビ電話的なもの)はできるので、僕とカミさんそれぞれの実家に置いて、じいちゃんばあちゃんに娘と対話をさせてやろうと思うからです。 16GB版は3台買っても5万円以下なので、安くはありませんが他の使い道があることを加味すれば、だいぶ現実的な値段になりました。 テレビ電話は対応しているフィーチャーフォンでも普通にできますが、できることは同じでも、タダでできると意味が全く違ってくるんですね。