東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

ユメノミライ

ツインリンクもてぎに行ってきました。 クルマ好きとしてはずっと行きたいと思っていましたが、真剣に運転を楽しもうと考えたりするとちょっと敷居が高くなってしまい、なかなか行けなくて、娘を楽しませようと気楽に考えて初めて行きました。 率直に言うと、真夏の暑いときに行ったのは失敗だったようです。 割と外を歩いて移動するところが多いので、暑いとしんどいです。 レースなどのイベントをやっていれば、開いている施設も多くて楽しいでしょうが、あいにくお盆中はイベントはないみたいです。 娘は施設はあまり関係なく、広い場所で叫びながらダッシュするのが楽しそうだったので、当人にとっては良かったのでしょう。 僕としては、「コレクションホール」というところの、ASIMOの展示が興味深くて印象的でした。 ショーの時間に合わなくて、ASIMOが実際に動くところは見られませんでしたが、開発中のASIMOが歩く映像を見ると、その動きのしなやかさに人間味のようなものまで感じられて、今さらながら感心してしまいました。 子供の頃に雑誌のイラストなどで見た「未来」が、まさにそこにあるようでした。 ドラえもんの祖先がそこにいました。
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「昔夢のように描かれた未来はもうなくなった」と言われることがよくあります。 確かに、今の世界の経済事情などを考えると、30年くらい前のように、どんどん生活が豊かになっていくということは、考えにくくなっていると思います。 その代わりとして現実的になってきた「未来」が、インターネットをいろいろ使って何でもできるようになることや、タッチパネルの端末を使ったユビキタス社会なのでしょうか。 マツダの話などを絡めて、日本の製造業について何度か書いてきましたが、今のような状況が続くと日本も豊かな国であり続けるのは難しいかもしれません。 でもASIMOは、「昔の未来」をもう一度夢見させてくれるようで、愛着を感じてしまいました。 今度またツインリンクもてぎに行く時は、必ずASIMOが目の前で動く様を見届けたいと思います。