東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

忘れられた猛特訓

実はゴールデンウィーク前半に、「スーパーファミコンミニ」を買いました。

そう、あのなつかしのゲームが21種類入っているゲーム機です。

こどもの日があるので、子供たちを喜ばせようと考えたのが一番の理由です。

カミさんも今までは自宅にゲーム機を置くのを反対していましたが、1人目の娘はそれぞれの実家に行くと必ずテレビゲームやスマホのゲームをやるので、実家にも持ち運びが簡単なゲーム機を、ふと買ってみようということになりました。

最初に栃木市の実家に持っていってプレイしました。

娘はその日まで実家に泊まっていて、Amazonから届いたものを箱も開けずにそのまま持っていったので、大喜びしていました。

実際にプレイしてみて感じるのは、昔のゲームは難しかったということです。

マリオカート」ですら、うまく走るのはけっこう難しいです。

サッカーゲームや「がんばれゴエモン」に至っては、どうやってうまく進めるのかまったく分からないくらいです。

ゲームをやるとなると、僕も今はほとんどiPodだけでプレイしていて、日本人全体を考えても、ゲーム専用機でなくスマホでプレイしている人の方が圧倒的に多いことでしょう。

スマホではタッチパネルで操作するので、それほど高度なアクション技術を発揮するとなると難しいと思います。

しかもどこでも持ち歩いて、空いた時間にちょっとずつやるというスタイルが多いと思うので、昔のように何時間もかけて、ゲームオーバーになるたびに何度も繰り返して技術を磨いていくというやり方とは、ちょっと違ってきているはずです。

ですから、プレイヤーにゲームの技術を要求するようなゲームは流行らなくなっていて、難しいゲームがなくなってきているのだと思います。

ちょっと詳しい人にとっては、当たり前のことなのかもしれませんけどね。

ゲームに熱中することはあまりイメージの良いことではないですが、難しいゲームを久しぶりにやってみて、こういうことに熱中して技術を上げていくという経験も、決して悪いことばかりではないような気がしました。

ゲーム専用の「コンソール機」というのも、存在意義は大きいと思います。

手を広げすぎてしまい、一つのものを深く極めることが苦手な僕にとっては、感慨深い懐かしさを感じた連休でした。

もう娘は「Switchがほしい」と言っていますが、ゲームの腕が上達すれば、買ってあげてもいいと思っています。