東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

1人目の娘がついに卒園しました。

僕も卒園式に参加することができました。

昔と違って、今はほとんどの家庭が両親で参加するんですね。

式では園児の両親のどちらかが、指定の席に座って園児とやりとりをしなければならなかったので、それはやはりママが担当し、僕は2人目の息子を見ていることにしました。

2人目はママじゃないとすぐ騒ぎ出すことを書いたばかりですが、今回はそこまで大変ではありませんでした。

でも幼稚園の場に慣れてくると、どんどん声を上げるようになったので、ほとんどの時間を式場のホールの外に出て過ごすことになりました。

でも娘の修了証書授与は何とか見ることができて、ビデオにも収めることができました。

入園式のことを思うと、あんなにブカブカだった制服が、今はちょうどよくなって、成長を実感します。

あの頃は言葉もほとんどしゃべれないような状態でしたから、いまペラペラと思ったことをしゃべっている様子は不思議に思えるほどです。

入園前も1年近く週1回で通いましたが、その頃から幼稚園は大好きで、体調が悪かろうが何があろうが、いつも行きたがっていました。

式が終わった後、園児親子全員で教室に入り、そこで担任の先生の「最後の授業」を見ることができました。

教室での先生とのやりとりの様子を見たのは僕は初めてでしたが、先生は笑顔を自然に出していて、楽しいお話をしてくれて、「やはりプロはすごい」という印象でした。

僕の仕事の中でも見習わなきゃならないなと思うほどでした。

最後のお話に、ちょっと感動してしまいました。

年中さんと先生たちの作るアーチに見送られて、園の外に出てきました。

門の前でたくさん写真撮影をしました。

歴代の担任の先生や園長先生、副園長先生と写真を撮ってもらうことができました。

僕たち家族は、その後そのまま両方の実家に行ってきました。

娘は制服を脱がずに、そのまま最後の制服姿をじいちゃんばあちゃんに見せてきました。

見せた後で娘には「もう着替えていいよ。」と言いましたが、名残惜しいのか、娘はなかなか脱ごうとしませんでした。

僕はまだ卒園したという実感があまり湧いていませんが、制服を脱いで縛っていた髪をほどいたら、急に娘が小学生に見えてきました。

身長も急に大きくなったような気がしました。

これから大人になっていくまで、娘にはどのくらい幼稚園の記憶が残るのかは分かりません。

でも弟が生まれたり、園舎が新しくなったりして、どんどん環境が変わっていく中で、先生や友達との関わりがたくさんできたことを、事あるごとに思い出すのは間違いないでしょう。

本人の中にしかない写真のような映像は、これからも娘を大きく動かしていくと思います。