東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

踏みかためられた大地

2人目の息子のことは、なぜかあまりここに書いていませんが、今回はちょっと息子の話をしていこうと思います。

初めて言葉を覚えました。

「パパ、バイバイ。」

です。

「ママ」でも「パパ」でも「バイバイ」でもなく、「パパ、バイバイ。」です。

「なんで最初にバイバイなんだよ!」という気持ちも、なくはないですが。

僕が仕事に向かう時にママが言っているのを覚えたんだと思います。

1人目の娘が幼稚園に行くときは、引っ越してからずっとママの送り迎えなので、「お姉ちゃん、バイバイ」をあまり聞きいていないのは確かですが、なぜ初めてがパパとバイバイのセットだったのかは、よく分かりません。

でもこちらが「パパ、バイバイ。」と言ったときだけ真似しますし、手を上げて振るような仕草をしながら言うので、間違いないと思います。

「パパバ」で止まるときも多いし、滑舌はよくないので、「ホントかな」という感じのときもありますけどね。

今「ママ」って言わなかった? っていう感じの声もときどき聞くので、何を覚えているのかは、霧に包まれたままです。

1人目の時も同じ感じで、そのつもりで言ったのか、たまたまその音だったのか、微妙な声が多かったですし、何を最初に言ったのかは、断言できませんでした。

2人目はとにかくママがすぐそばにいないと我慢できない子供で、ちょっとでも離れると泣き出します。

眠いときは特にひどいです。

僕が抱っこしていても、最初のうちはいいですが、5分も経たないうちに「選手交代」を要求して、そのうち泣き出します。

1人目のときはそこまでママに甘えませんでしたが、男の子というのは、そういうものなのでしょうか。

気がつくと、1人目と2人目を比べている自分に気づきます。

1人目はこのころ歩き始めたなぁとか、ビデオを見て確かめたりしています。

本人たち、特に2人目にとっては嫌なことだと思いますが、親というのは、どうしてもそういう性質があるのでしょうか。

僕だけなのかもしれませんけどね。

生まれる前は比べたりしないだろうと思っていましたが、いざ比べている自分を目の当たりにすると、変な気分です。

全く違ったら疲れるかもしれませんが、子供たちがそれぞれ自分の個性を発揮してくれることを願って、比べないように気をつけていこうと思います。