東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

水分と光の関係

しばらくぶりに月のことを書きます。 今夜はほぼ満月(本当の満月は明日みたいです)で、昼間は雨が降ったり、止んで晴れたりしていました。 仕事の帰り道、職場を出る時は雨が止んだばかりで、あたりはもやが立ちこめていました。 道を右折すると、ふと月が明るいことに気づきました。 月の光がもやに当たって、ぼんやりと光の影を浮かび上がらせているのが目に入りました。 「おぼろ月」とはよく言ったもので、くっきり明るい月ばかりでなく、ぼやっとした月も情緒がありますね。 宇都宮の南の方までくると、もやは晴れて月も途端にくっきりしました。 風呂上りのような表情を見せる月でした。 そういえば変わりやすい不安定な天気というのは、繊細な自然の表情を豊かに浮かび上がらせてくれることが多いはずですよね。 秋だけじゃなくて、よく思い起こしてみると夏の月というのも味わい深いことに気づきました。 これから真夏になると、浴衣を来て月を眺めるなんていうのも、情緒がありますね。 天気も不安定なことが多くなりますが、それが夏の美しさかもしれないと思います。