東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

寒い方が僕、失敗しないので

急激に寒くなってきました。

自宅で育てている植物の様子もいろいろ変わってきますが、最近のガーデニングの状況をまとめてみたいと思います。

 

まずクリスマスローズです。

「ニゲル・マリア」という品種が9月の中盤から元気がなくなってきたという話を書きましたが、今は何とか持ち直してきました。

病原菌か何かが原因だと思っていましたが、どうもコガネムシの幼虫が原因だったようです。

時期を考えてもその可能性が高いですし、同時期に「フェスツカ・グラウカ」というグラス(細長い葉ばかりの植物)も根っこが完全になくなってしまっていて、土を掘り起こしてみたらやはりコガネムシの幼虫を2匹ほど発見しました。

他にも元気だったエキナセアが急にそのころ枯れましたし、ラベンダーの根本もぐらついていますし、今年はコガネムシが大暴れしたのだと思っています。

その後ニゲル・マリアと他のコガネムシにやられたと思われる植物の周りの土に、ダイアジノンという農薬を混ぜておきました。

それからニゲル・マリアは少しずつ元気を取り戻し、半分以上枯れて残しておいた葉も、もと通りの色にはなりませんがシャキッと立つようになりました。

最近は新しい葉も出てきて、根本に花芽のようなものが出てきました。

ここに見えている以外の葉は全部枯れてしまい、取り除いてあります。

ちょっと雑草もありますが、右に小さくトゲトゲして見えるのが新しい葉、左右の新旧の葉それぞれの根本に丸っこい花芽が見えます。

この花芽は前からあったのですが、最初は花芽だと思わず葉の芽だと思っていました。

最近白い花びらのようなものが見えてきて、それで初めて花芽(蕾?)だろうと思うようになりました。

昨年花が咲いた苗を買ってきて植えており、最初に咲いていた花以降は新しい花がつかなかったですし、こんな根本から花が出てくるとは思いませんでした。

こんな早い時期から花芽は育ち始めるんですね。

 

さっき書いたフェスツカ・グラウカも、幼虫を発見したときに根がなくなった状態で土に埋めておきました。

今日そっと引っ張ってみましたが、がっちりと地面にくっついていました。

2ヶ月くらいかけて根を復活させていたようです。

 

この秋に楽しみにしていたものとして、「ミューレンベルギア」の花穂があります。

これも昨年花穂がついたものを買ってきて2年目になるのですが、一応咲くには咲きました。

でも穂が2つしか出ませんでしたし、穂を包んでいた葉がちゃんと外れてくれませんでしたし、鮮やかな紫色も出ませんでした。

原因はおそらく日照不足で、ミューレンベルギアは家の北側に植えていたのではしっかり花穂がつかないのかもしれませんね。

対策を考えます。

 

ガーデニングではありませんが、室内で育てているアイビーにも変化がありました。

挿し芽をした斑入りのものを夏に室内に移したときは、葉の一部が枯れてしまい新しい芽も枯れてしまったのですが、涼しくなってきてから元気を取り戻し、新しい芽を出し始めています。

挿し芽で育てた別のものを、最近新たに同じ鉢にお迎えしましたが、そちらも元気です。

僕の感触では、アイビーは室内で育てる限りは寒いほうが元気で、夏に元気がなくなっても冬は寒くても成長を続けたりする印象があります。

これからアイビーを植え替えるときは涼しいときにしようと思いました。

 

NHKの「趣味の園芸」でも、園芸は失敗をしてみないと知識が増えず、上達しないという話がありました。

最近まさにその通りだと思っています。

いそいろと失敗も多かったですが、少しずつ自分の技術が上がってきている気がします。

思い通りにいかないのも、園芸の醍醐味なのでしょうね。