東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

お互いの成長

急に涼しくなって秋めいてきました。

「暑さ寒さも彼岸まで」がドンピシャで現実になり、日中も30℃を超えないことが多くなりましたが、それ以上に朝晩が涼しくなり、20℃を下回ってちょっと寒いとさえ感じるようになりました。

ガーデンの植物たちも、暑さと戦う日々が終わって元気を出し始めました。

 

以前書いたクレマチスの3番花は、ちょっとだけでしたが開花はしました。

そして昨年うまくいかなくて今年うまくいったことがまたありました。

暑さに弱くて普通は夏を越せないと言われているジギタリスが、夏を越して今も新しい葉を出しているんです。

枯れて切り落としてしまった茎の跡は残っていますが、ほとんどの株が生き残っています。

右上にちょっと写っている株が1つだけ危ない状態ですが、あんな夏を乗り切ったなんて、ちょっとビックリです。

思いがけない成功だったので、うれしいです。

今年は昨年よりも水を多めにかけていたのが良かったのだと思います。

ただし昨年は成功した種採りはうまいきませんでした。

かろうじて採ってまいた種が、ほんのいくつかしか芽を出していません。

切り取った実のついた枝をよく乾かさずに袋に入れてしまい、カビさせてしまったというのが実態です。

 

クリスマスローズも夏の間ずっと元気だったのですが、9月の中盤になって「ニゲル・マリア」という種類の方の元気がなくなってきました。

これについては何が原因なのかほとんど分かりませんが、もしかしたら強い雨にあたったせいで、病原菌にやられたのかもしれません。

クリスマスローズ用の肥料を買っておいたのですが、この状態ではもうちょっと様子を見てからでないと、与えるのは危険です。

しばらくあまり水を与えないようにしてみます。

 

新しい苗も購入しました。

チョコレートコスモス・チョカモカ」です。

写真の後ろの方には、「ガイラルディア・グレープセンセーション」も混ざっています。

黄色・オレンジ系の花は入れないつもりでしたし、暑さ・寒さに弱いようなのでやめておこうかなとずっと思っていましたが、ふと欲しくなってしまいました。

ジギタリスも夏を越せたので、何とかなるかなと思いました。

ちょうどお彼岸の近くにはセールを行う園芸店が多いので、2割引で買えました。

やっぱりこのアンティークっぽい色合いがサイコーです。

オレンジとも言えるかもしれませんが、どちらかというと「赤」だと思うことにします。

蕾がキラキラしているのも印象的です。

草姿も美しいです。

ガイラルディアの隣だと、同じような背格好の花が並ぶことになってしまったので、もしかしたら場所は変えるかもしれません。

 

これからはいろんな株の場所の移動と、挿し芽から大きくなってきた株の大きな鉢への植え替えをやっていくつもりです。

僕のガーデンもいよいよ完成形に近づいてきます。

気分がどんどん変わっていきます。