東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

親と子のシェアとディバイド

娘と息子の入学式が2日連続でありました。

2人とも僕の母校への入学です。

 

僕も中学校には大学合格の報告のとき以来31年ぶり、小学校には卒業以来37年ぶりに入りました。

中学校は校舎はほとんど変わっていませんが、校風が変わっていて驚きました。

ちょっと体育会系の感じで、「失礼します」のような挨拶なども厳しく指導されているようでした。

僕がいた時は、まったくそんな感じじゃなかったと思うんですけどね。

入学式は生徒たちが一部を企画しているようで、複数の生徒で順に呼びかける「歓迎の言葉」は、発声もとても上手で感服しました。

生徒が主体的に学校運営に参加している印象でした。

小学校の方は校舎がだいぶ変わっていました。

外から見て変わっていることは知っていましたが、新しい校舎の中を見るのは初めてなので、とても新鮮でした。

メインの校舎は僕がいたときから建て替えられていないと思いますが、大きく改装して入り口なども変わっていたので、当時の様子をあまり思い出せませんでした。

当たり前かもしれませんが、中学校に比べておおらかな印象でした。

紅白の垂れ幕が、もしかしたら僕が卒業したときの記念品だったかもしれません。

子供が入学して母校を訪れるというのは、なんとも感慨深いものですね。

 

娘はやはり小学校の友達と離れ離れになったので、終始ちょっとふてくされたような表情でした。

同じ小学校出身の生徒たちでグループができているので、そこに入れない不満があるようです。

マスクを外す場面で外さない隣の生徒に、外すように教えてあげていたのが印象的でした。

息子の方は比較的のびのびしています。

近所の子やおばあちゃんの友達の孫など、入学前から知っている子も同じクラスにいるので、娘に比べればだいぶやりやすいようです。

相変わらずマイペースでやっていきそうな気がします。

 

どちらの入学式も、一人ひとりが脚光を浴びるのは「呼名」で起立して返事をするところくらいなので、卒業式と比べるとシャッターチャンスは少なめです。

今回は2日連続で小・中の入学式だったので、2つの年令差による雰囲気の違いも分かりやすく感じることができました。

 

子どもたちにとっては新しい土地での新しい学校になりますが、早くなじんで良い印象を持ってもらいたいものです。

「引っ越したくなかった」というイメージはできてほしくないです。