東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

豆腐と魚

僕の実の母も、もう間もなく77歳です。

喜寿のお祝いで、宇都宮の「月山」という湯葉懐石のお店に食事に行ってきました。

10年前にもこの店に行ったことを書いていますが、月山に行ったのはおそらく7・8年ぶりではないかと思います。

 

相変わらず料理1つ1つが丹念な感じがして、おいしい店です。

楓の葉なども使って、季節感の演出もしっかりしています。

コースでお願いしましたが、10年前のときと同じように自家製の豆腐が出てきました。

その豆腐の写真を撮っておけばよかったのですが、うっかり忘れてしまいました、すみません。

今までに来たときは食事の量が多すぎると思いましたが、今回のコースは見た目にはそれほど多い感じはしませんでした。

でもなぜか、お腹は限界を感じるほどいっぱいになりました。

豆腐が濃厚な味だったので、それでお腹がいっぱいになったのかもしれません。

最後に出てきた鯛飯もサイコーでした。

魚の旨味がこれほど濃く染み込んだ料理というのは、あまり食べたことがありません。

写真は最初にお店が見せてくれた状態で、このあと鯛をほぐして食べやすくしてから改めてこの鍋を出してくれました。

大きな鍋だったので食べきれずに、それぞれの家に持ち帰らせてもらいました。

 

母はもともとそれほど外食をする人ではありませんでしたが、最近は特に食事に出かけることが少なくなったので、久しぶりのごちそうに満足してもらえたようです。

父も終始にこやかに過ごしていました。

子どもたちも、出してもらった子ども用の御膳に喜んでいました。

最後に母に大きめの花束もプレゼントしました。

 

コロナ禍でこういった楽しみから遠ざかりがちになっていましたが、日本にもだんだん緩和ムードが拡がってきたので、楽しみが増えるかもしれません。

たまにはおいしい食事をしないと、元気が出ないですよね。

感性も磨かれないし。