東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

秋を告げるもの

ちょっと時期遅れの話になりますが、今年も曼珠沙華の花がいっせいに咲き、とてもよく目につくようになりました。
本当に見事にちょうど彼岸のころに咲き始めますよね。
今年はたまたま娘と「鬼滅の刃」を見ていたら、エンディングの最初に曼珠沙華の絵が印象的に出ていたので、娘も非常に気になっていたようです。
「あの花なんて言うの?」と質問してきました。
学校の自主学習にも曼珠沙華を調べて書いて出していました。
秋と言えば紅葉が思い浮かびますが、近年の紅葉はだいぶ冬に近くなってから見頃という印象があります。
その点を考えると、曼珠沙華の方が秋を実感するきっかけとなりやすい気がしています。
やはりあの赤が秋をイメージしやすく、モミジと同じで赤は秋を典型的に
連想させる色なのかもしれません。
青い空の下では特に赤い花が映えて、気持ちよくなりますよね。
曼珠沙華は気味が悪いイメージもありますが、今年は美しさの方が勝って感じます。
最初にちょうど彼岸のころに咲くと書きましたが、咲き終わりについては温暖化の影響か、だんだん遅くなっているような気がします。
昔なら、今頃はもうほとんど曼珠沙華の花は見られなくなっていたのではないでしょうか?
桜と同じで、いっせいに咲いてすぐに消えてしまった方が、よりきれいに見えると思います。
早く消えろとはひどい話ですよね。
久しぶりに季節を感じたことを書いてみました。