東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

それでも夏は来る

この連休は急に気温が高くなって、夏の気配が一気に増している感じがします。

夜に窓を開けていると、夏の香りが感じられます。

夏を感じさせる象徴として、カミさんがたまたま職場の入口で見つけたカブトムシを持ち帰ってきました。

サイズとしてはかなり小さめですが、形が整っていて、色つやもとてもきれいです。

娘の生物の観察の宿題にも使えると思い、うちで飼うことにしました。

さっそく飼育セットを準備しなければなりませんでした。

今はあまりお店を回るべきではありませんが、100円ショップとホームセンターのペットコーナーの2件で揃えました。

虫かご、昆虫マット(おがくず)、樹皮、昆虫ゼリー(餌)を合わせて1,000円くらいでした。

飼育セットを用意してカブトムシを入れると、しばらく恐ろしいほどに警戒して、カブトムシは虫かごの壁に寄りかかって立ち上がったままの状態をずっと続けていました。

娘は虫が苦手なので、カブトムシを怖がりまくって、虫かごを触るにも素手ではつかめず、服の袖ごしにつかむありさまでした。

かなり嫌がりながらスケッチをしていました。

いつもは絵を描くのは得意なはずなのに、今回は異様に下手でした。

お互いに嫌い合っている関係でした。

娘のスケッチも終わり、虫かごに入れてから丸1日経つと、カブトムシも観念したのか空腹には勝てなかったのか、樹皮の上を歩きだして、餌にかぶりつき始めました。

blogカブトムシ2005.jpgそのまま死んでしまうのかとちょっと心配していたので、ほっとしました。

本当はメスも入れて繁殖させたりすればおもしろいのかもしれませんが、手間がかかりすぎそうなのでやめておきます。

自分が子供のころの興奮を、ちょっと思い出した連休でした。