東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

モノへの執着 モノからの執着

ここ1、2年の間、ずっとスペアのメガネがほしいと思っていました。
消費税増税前には何とかしておこうと思って、ようやく購入しました。
生まれて初めてメガネを買って以来、4年半ぶりのことです。
やはり僕の顔には四角いフレームが似合います。
初めて買った時と違って、どんな形が自分に似合うかはすぐ分かります。
真っ黒なメタルの太縁メガネを買おうと思っていましたが、キズが目立ちやすくなってしまうと思って、プラスチック製のものにしました。
色はつや消しが質感としてカッコいいと思ってピンポイントで探し、ちょっと柔らかめの茶色(かなり黒に近い)を選んでみました。
glass1908.jpg
左が今回購入したもの、右が今まで使っていたものです。
視力検査では、初めての時より少し近視が進んでいましたが、乱視は予想と違って変わっていませんでした。
できたてのメガネをかけてみると、見やすいこと見やすいこと。
店員さんにそのことを告げると、「前のメガネにキズが多かったからかもしれませんね」と言われました。
帰ってからよく見ると、確かに汚れのようなものがいっぱいついています。
よく拭いても洗ってもそれが落ちません。
ネットで調べてみると、プラスチック製のレンズは表面のコーテイングがはがれやすいそうじゃないですか。
その後で実際購入したJINSに見せて聞いたら、コーテイングが劣化してはがれていると言われました。
もうそうなると直したりできません。
僕はメガネのキズや汚れをとても気にするタイプなので、それがあれば長く気づかないことはないはずです。
ですからそのコーテイングはがれは、新しいものを購入する前の数日以内に起こっているのだと思います。
何というタイミングでしょう。
何だか新しいメガネに乗り換えられると感じた今までのメガネが、寂しくなったか悔しくなったかして耐えきれず、自害しようとしたのではないかと思えるほどです。
本来は予備のつもりで買いましたが、もともとのメガネが見えにくいからと言って、さらにもう1つ買うというのも気が引けます。
古い方のメガネは、少し見えにくいですが運転専用のメガネか何かとして使える道を探そうと思います。