東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

濡れたガラスの向こうは雪の街

栃木県では桜が満開だというのに、雪が降りました。

雪というより「みぞれ」と言った方が正しいのかもしれませんが、それでもすぐにクルマの上や田畑には積り始めました。

雪化粧した桜というのも、いつ以来に見たのか覚えていません。

朝よりも昼頃の方が気温が下がったようで、前日と比べると13℃くらい昼間の気温が下がったことになります。

やはりまた「寒暖の差が激しい」という言葉が出てしまいます。

さてそんな寒い中、職場ですごいワザを見つけてしまいました。

入口のガラスに剥がしきれなかったセロファンテープの跡がガチガチになって剥がせず、気になっていたのですが、きれいに剥がしたくてネットで剥がし方を調べました。

酢や中性洗剤を使った方法などがよく出ているのですが、ガチガチに固形化したテープは剥がせないと書いてあります。

さらに調べていくと、そういうガチガチのテープはT字カミソリやカッターの刃で削ってしまえばよいという記事を見つけました。

意外な方法でしたが、なるほどそれなら新たに何かを買う必要もないので、ダメ元で試してみることにしました。

まずカッターから刃を外します。

そうすればカッターの刃の部分を全体的にピタッとガラスに当てることができます。

ピタッと当てた状態でテープを削っていくと、少しずつテープが削れていくではありませんか。

慣れてくると広い部分を一気に削ることができて、つながった大きな削りカスを出すことができました。

1回では薄く残ってしまうこともありますが、何度か削れば完全にテープを取り除くことができます。

きれいに削れたときの何と気持ちのいいこと!

調子に乗ってちょっとずつ残っている他のガラスのテープ跡も、あちこち削ってしまいました。

ガラスをキズつけてしまわないか心配でしたが、ガラスの方が硬いためか、刃を寝せて削っているためか、全くキズはつきませんでした。

でもこれを読んで試してもらう場合は、やはりキズがついてしまう可能性はあるので、自己責任でやってもらうしかないですね。

この気持ちよさを誰かに伝えたくて仕方がありませんでした。

ジメッとした暗い一日に何ともミスマッチな、スッキリした出来事でした。

最近の風で砂ぼこりにまみれたクルマも、雪がきれいにしてくれました。