東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

思いがけず衝撃の休日

久しぶりに自宅近くでのランチの話です。 カミさんの実家に行く用事があって、その流れで2人目の息子はお義母さんにお願いしてしまって、鹿沼市の饗茶庵というカフェに夫婦で行ってきました。
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古い家を改装したものだと思いますが、レトロな感じの味わい深い店構えです。 コーヒーがメインの「珈琲店」というような感じのお店のようです。 ですので食事の方は正直それほど期待していませんでした。 僕は「田舎サンド」というサンドイッチとバーガーの中間のようなメニューを注文しましたが、良い意味で大きく期待を裏切られました。
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ちょっと外して置いてある上部のパンを乗せて食べると、手に持って食べても見た目より食べやすいです。 固めのパンが非常に良い食感で、ほどよく焦げたすばらしい風味を持っています。 中身はサーモンと肉の2種類ですが、どちらもちょうどよい味付けで、素材感がうまく活かされています。 女性的な味覚を持つ僕にとっては、大きめの生野菜がゴリゴリ入っているところも、完全にストライクです。 名前に「田舎」と入っていますが、ヨーロッパの田舎で食べているような、のんびりとしているけど上質な雰囲気を楽しめました。 初めてホットサンドを食べたときも感動しましたが、それ以上の感動だったと思います。 そしてセットのコーヒーも食後にいただきました。 今まで何度かコーヒーのことは書いてきましたが、今まで飲んだことがない味のコーヒーで、これも衝撃的でした。 饗茶庵は、「日光珈琲 」という焙煎に力を入れている会社が運営しているカフェの1つのようですが、焙煎に力を入れているだけあって、深煎りの豆の味わい深いこと... かなり濃い目に淹れてあり、苦味が強いですが、濃くしすぎたインスタントコーヒーのような後味の悪さとは縁遠い、深みのある味です。 飲みやすいかと言われると、そうではないかもしれませんが、何度も飲みたい衝動に駆られそうな味です。 お義母さんには甘えてしまいましたが、ふと立ち寄ることになったカフェで、気持ちの良い休日の時間を過ごすことができました。 あぁ、一歩一歩寒くなっていくこの時期、また行きたいなぁ。