東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

かけひき

1人目の娘が7歳の誕生日を迎えました。

この1年で引越したり、卒園と入学があったり、クルマが新しくなったり、ピアノや書道を習い始めたりと、いろいろなことがありすぎました。

6歳の誕生日は引っ越す前のアパートで、引越業者を探したりしながらケーキを食べましたが、最近のことのような気もずっと前のことのような気もしますし、もうよく分からなくなっています。

誕生日プレゼントは、本人が服がほしいと言っていましたが、服を買いに行ったらあまり興味を示さず、シールがいいと言い出したので、着せ替えシールにしてしまいました。

何が食べたいか聞くと、いくつか上げた候補の中からお好み焼きがいいと言ったので、「道頓堀」にお好み焼きを食べに行きました。

娘にとっては、食べることよりもお好み焼きを焼くことの方が楽しみなのかもしれません。

最近はほとんどの日曜日に娘に勉強を教えています。

特に風呂に入っているときや、布団に入ったときなどは、娘は僕と勉強をしたがります。

もちろんそういうところでは、紙などを使わずに口頭でやりとりしています。

最初はそれほど深く考えずに、なりゆきで勉強をさせていましたが、娘が自分から勉強をしたがる様子を見ると、僕もいろいろなことに気づきました。

茂木健一郎氏の脳科学の話と同じようになりますが、やはり脳に快感を与えることで、本人の意欲と能力を引き出すことができるということです。

その快感を与えるためには、まず「面白い」と思えるように、難しすぎず簡単すぎない問題をチョイスすることが非常に大切なようです。

ちょっとだけ難しい問題をやらせて、脳に刺激を与えるように考えています。

学校の進度から少し予習になるような算数の問題を中心にやらせていますが、まだ学校で習っていない新しいことを自分ができるという快感が得られるようですし、ちょっと難しいことをできたという達成感もあるようです。

もう1つは、やはり「勉強は面白い」という固定観念を作ることも大切だと感じます。

勉強の中にちょっとふざけた話も入れたり、あまり聞いたことがない変わった話をしたりすると、その脳の快感が倍増するようで、普段以上に大げさな笑い方をします。

ちょっとした壁をゲームのように超えさせてやると、本人は楽しくなって勉強を積極的にしたくなるようです。

娘は先天的な能力はそれほどないようなので、初めて教える問題をすぐにできるようになったりはしませんが、1~2週間おいてから同じ問題をやらせてみると、驚くべき速さで答えを出したりします。

脳科学の成果は確実に出ているようです。

特に年少~小2くらいの子供に対しては、こういうやり方は非常に大きな影響を与え、その後の学習に対する姿勢を左右するような気がします。

もう1つ付け加えておくと、脳科学とはあまり関係ありませんが、娘はどうも「パパに認められたい」という気持ちが強いようです。

もちろんどの子供にもそういう気持ちはあると思いますし、自分の娘として買いかぶっている部分もあると思います。

でも、一緒に勉強してできたことを「すごいね」と褒めた時の様子を見ると、普通に接しているときと何か違う印象を受けます。

なぜそうなったのか分かりませんが、これは親にとっては好都合なことです。

変にねじ曲がった気持ちにならないようにしなければなりませんけどね。

娘の自我ができあがっていく時期です。

自然に成長に向かっていけるように、いろいろな技を使っていきたいです。