東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

人はなぜ旅をするのか

連休2日目の昨日は、仙台に行ってきました。

カミさんが牛タンを食べに行きたいと言っていたので、それを第一目的に仙台に向かいました。

2年前に遊佐未森さんのコンサートで仙台に行ったときに、カミさんと牛タンを食べましたが、それでえらく気に入ってしまったようです。

新しいフリードでの最初の遠出です。

東北自動車道は、連休の割には空いている様子でした。

途中2箇所ほど短い渋滞がありましたが、それ以外はすんなり進むことができました。

まず高速を降りて最初に牛たん屋に向かいました。

「伊達の牛タン 六丁の目東インター店」というお店です。

何の気なしに地図アプリで探して行きましたが、見たことがあると思ったら、4年半前の社員旅行で来たお店でした。

その時も、やはり仙台牛タンはうまいなぁと思いましたが、今回もやはり炭火の香りが食欲をそそり、それがうまさの源だと実感しました。

2人目の息子が騒ぎ出して、ちょっと大変でしたけどね。

食べた後は、「うみの杜水族館」に行ってきました。

牛タンだけではもったいなので、何か観光ができないか探していましたが、今まで仙台は駅周辺など中心部に行くことが多かったので、今回は海の近くに行ってみようと思い、選んでみることにしました。

やはり水族館は面白いですね。

子供と同じように、「うわぁ、すごい」と何度も声を出してしまいました。

単純に、大きい魚、色の派手な魚、変な動きの魚は目を引き、見ていても楽しいです。

1人目の娘も楽しそうにしていました。

2人目も魚には興味を示しているようでした。

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見終わったらもう夕暮れになってしまいました。

仙台港の近くは、道が広くてきれいで、周りの建物も新しい大きなものが多いです。

震災直後は、おそらくほとんど何もなくなっていたのではないでしょうか。

まるで何事もなかったかのように見えますが、多くの人の長い時間と努力によって、ようやくこの姿になったのだと思います。

復興の力強さを感じました。

夕飯も近くで食べることにしました。

実はもう一食牛タンを食べるつもりでしたが、行ってみた「利休 多賀城店」はとても混み合っていて、外でお客さんがたくさん並んでいたので、断念することにしました。

途中で盛岡冷麺の店「やまなか屋」を見つけたので、そちらで冷麺を食べることにしました。

やまなか屋は、僕が盛岡に住んでいた時もよく行っていたお店で、数ある盛岡冷麺の店の中でも、好きなお店の一つです。

それが仙台の方にまでお店を出しているとは知りませんでしたが、結婚してからは一度も「本物の」盛岡冷麺を食べていなかったので、そこで食べることにしました。

社員旅行の時も冷麺は食べられませんでしたしね。

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やはり盛岡冷麺をはサイコーです。

スープの出汁がいいんですよね。

スープも全部飲んでしまいたいところでしたが、塩分などを考えて、少し残しました。

1人目の娘も、いつも自宅で作った即席の盛岡冷麺を一緒に食べますが、お店でも喜んで食べていました。

今回の仙台の旅で行く前から思ったのは、食べ物を目的にした旅というのは、もしかしたら一番良い旅の楽しみ方なんじゃないかということです。

観光地が第一目的でないと、偶然にもさまざまなことを発見することが増えるような気がますし、食べ物によって、その土地の人々の生活も感じたりすることがあります。

ガツガツとあちこちに行きたいと思わなくてすみ、落ち着いて旅をすることができますしね。

2年前の肉そばを目的にした山形の旅も良かったしなぁ。

いずれにしても、東北はやっぱり食べ物が美味しいです。