1人目のランドセルができました。
あるローカルな手作りのランドセルメーカーに夏に発注をしておいたもので、この間出来上がったという連絡があり、カミさんと子供たちが取ってきました。
値段は5万円台ですが、その割に質感は高いです。特に背あては分厚くて、金具もキラキラではなくつや消しになっており、それがちょっと高級感を出しています。
色は基本的に1人目が選んだもので、背あてや肩ひも裏のピンク色は、ランドセル屋さんが「メインのボルドーと合わない」と言っていたものを強行したそうです。
できた現物を見ると、僕が予想していたよりずいぶん「普通」の感じの色でしたが、普通そうに見えてちょっと斬新な組合せのような気もしてきました。
個人的に表面はツルツルで光沢があった方が革製品としては好きですが、最近は少しシボが入ったような製品が主流みたいですね。
今でも女の子のランドセルは、やはり「赤」が人気のようです。
昔に比べれば、その「赤」もだいぶ違う「赤」になってきてるんでしょうけど、深みのある渋い赤は、非常にかっこよさげです。
ランドセルは日本文化の代表として、最近外国人に注目されることも多いようですが、こんな子供のうちから本格的で高級な革製品を与える国なんて、世界でも珍しいでしょうけどね。
子供を大事にする国民性の表れだと思います。
大事にするばかりでなく、「子供を増やす」という方向性が強くなると、もっといい国になるんじゃないかな。
大事にしすぎるから、「重たい」と感じて増やしたくなくなるんでしょうかね。
うちも子供が2人になって、確かに大変ですけど、ランドセルのような子供のツールを選ぶのを楽しんだりしています。