東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

久しぶりの10vs10

少しアプリの対応の様子や世の中の様々な反応を見てから、iPodにiOS10を入れました。

2週間ほど使いましたので、その印象を書いてみます。

僕自身としては、それほど大きな変化はないかな、と感じています。

ただ、ロック解除方法の変化は結構大きいです。

毎日何度も見る画面ですからね。

iPodなので当然Touch ID(指紋認証)は付いていないですし、ホームボタンを2回押してロック解除することになります。

数少ない物理可動部分に、集中的に負荷がかかってしまうことになるので、精神衛生的に良くないです。

iPhone7なら物理ボタンではなく圧力センサーなので、何も問題ないんでしょうけど。

僕が一番気にする「ミュージック」アプリについても、インターフェイスがだいぶ変更されました。

正直使いにくくなったと思います。

iOS9では、「ミュージック」アプリを開くとすぐアーティスト別の曲選択画面を表示させることができましたが、10ではまず、「アーティスト」「プレイリスト」「ジャンル」などから「アーティスト」を選んで、それからアーティストとアルバムを選ばなければなりません。

アルバムの並び順も、今までは発売順でしたが、今回から名前順になって、日本語の読みがなはその順番に反映されないという事態も起こっています。

アイコンは大きくなりましたが、文字がそれに比べて見にくいです。

デザインも、もうちょっとアップルらしく凝ってほしいかなと思います。

全体としては、今までのOSアップデートのように重くなったりしていないので、そこは高印象です。

ただ、同じことをするまでの操作の回数は増えてしまっている感じがするので、返って時間が取られる気がします。

慣れの問題もあると思うので、もうちょっと長い目で見ようと思います。