東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

暑いほど涼しさを

お盆休みはだいぶのんびり過ごしています。 1人目の娘の相手をすることが多く、僕の実家に連れて行ってミニプールに入れてもらったり、2人でカラオケに行ったりしています。 そんな中、なぜか最近音楽が心に響かなくなっていました。 でもボサノバ熱は冷めていなくて、ちょっと前にまたジョアン・ジルベルトのアルバムを買ったので、聴いてみました。 「三月の水(ジョアン・ジルベルト)」というアルバムです。 これは今の僕の心にもしっかりと響いてきて、完全にブラジルにマインド・トラベルできる、すばらしいアルバムでした。 ほとんど全編、ジョアンのギターと歌にリズム楽器が加わっただけの構成ですが、逆にそれが乾いた空気感と南国感を放ちまくっていて、サイコーです。 相変わらず力の入らない歌い方が涼しさを増強していて、とても心地よいです。 「スタン・ゲッツ」と比べてもとんがった楽曲が多いと思いますが、その脱力感のせいか、とっつきにくい印象はあまりない感じです。 2人目が生まれたばかりなので、今は遠いところに行けませんが、これを聴いているだけでリゾートな気分になれます。 これにピアノが入っている方が、涼しさをもっと感じられていいかもしれませんが、そういうサウンド以前音楽ソムリエで紹介した、ジョイスの「Slow Music」で味わえばいいでしょう。 お盆休みに入ってから割と涼しくて、しかも曇っていることが多いので、特にドライブ中は音楽が響かなかっただけなのかもしれません。 台風も近づいているようですが、夏を楽しむ気分に浸れる音楽をチョイスしたいですね。