東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

オールマイティを目指して

手嶌葵にハマっています。

ゲド戦記」のアルバムは聴いていましたが、ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主題歌、「明日への手紙」がテレビから聴こえてきたら、いろいろなアルバムを聴きたくなってしまいました。

iTunesで試聴してみて、有名な古い洋画の主題歌をカバーした2枚のアルバムがいいと思って、それを聴いてみることにしました。

The Rose ~ I Love Cinemas ~」と「La Vien Rose ~ I Love Cinemas ~」というアルバムです。

2枚をまとめてセットにしたCDも販売されているようです。

全曲全編英語で歌われています。

彼女はこの中にも入っている「The Rose」を歌っているところを発掘されたそうです。

聴いたことのある曲が多く、特に前者のアルバムの曲はほとんどすべて知っている人も多いと思います。

この2枚を選んだのは正解でした。

声の美しさが素直に出ていて、高音は涼しげな歌い方でありながら、全体的に温かい声だと思います。

こういうおだやかでリキまないのに上手な歌い方を聴くと、僕はいつも非常にうらやましく思います。

特に若い頃はそれに近い歌い方が苦手だったので、それができる人には妬みがありました。

最初に聴いた時にヘッドホンで聴きましたが、やたら高音質に聞こえる声です。

伴奏がギター1本またはピアノ1台という部分がとても多くて、それも高音質に聞こえる要因の1つだと思います。

英語の発音も自然に聞こえます。

普通カバーというと押し付けがましくなることが多いと思いますが、それが全くというほど感じられないのがすごいです。

音楽ソムリエ的にも、あらゆるシーンで使えると思います。

涼しげな声の感じは、青い空に白い雲を見上げる夏のドライブにも向いていると思いますし、楽器が少ないところはさみしい秋や冬にも、声の温かさは花咲く春にも合いそうです。

ぜひ皆さんも使ってみてください。

あまり聴き過ぎないようにして大事にしながら、この歌い方の研究もしていきたいと思います。