東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

時の蕾

とても暖かい日が多くなってきました。

とっくに立春も過ぎていますし、2月と言っても3月はすぐそこまで来ていますし、もう世間はすっかり春なのかもしれません。

僕の頭の中はまだまだ冬だという感覚があるので、温かい日は何だか季節がズレているような気がして、自分だけが季節に取り残されたような気分です。

先週の日曜日は職場の送別会的なものをやりました。

職場を離れたメンバーまで来てくれて、とても盛り上がりました。

餞別に娘のためのLEGO(DUPLO)までいただいてしまったりして、申し訳ないかぎりでした。

その送別会があってもまだ職場を離れるという実感がわきませんでしたでした。

金曜日は娘の幼稚園の音楽会でした。

入園式と同じ講堂で催されました。

園長先生から1年前と比べて成長した姿を見てほしいというお話がありましたが、その言葉にもうあれから一年経つということの重みを改めて感じました。

娘は親の知らないところで幼稚園の友達と仲良くやれていますし、親が手を出さないところでも勝手に成長を続けています。

春は時間を感じる季節です。

人間の意識と時間は、もしかしたらお互い無関係に動いているんじゃないかと感じることさえあります。

人と人の関係性も、いつの間にか変わったり、生まれたりなくなったりしていっている気がします。

春になるとそれを何となく感じて、でも何となく過ぎてしまってるのだと思います。

大気は暖かくなっていきますが、気分が浮かれていくのと同時に、せつなさを感じます。

雪が降ったりして寒の戻りがあったりすると、なぜかほっとすることもあります。

異動まであと10日を切ったというのに、忙しくてほとんど準備ができていません。

週間予報では雪のマークも出ていましたが、そこで息をつければ、異動の準備も順調に進みそうな気がします。