東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

形成される過去

カミさんと僕のそれぞれの実家を回って、栃木市の僕の実家では大平山に初詣に行ってきました。

大平山には栃木市で初詣に行くには最も有名な神社があります。

昔は実家総出で毎年元旦に大平山に初詣に行ったものでした。

駐車場はそばに1つしかなくてすぐにいっぱいになり、渋滞ができるので、毎年元旦は2時間以上クルマの中ですごすのが恒例でした。

僕と弟が大人になってからは、初詣は近くの神社ですませたり、行かないで終わったりすることがほとんどでした。

今年は久しぶりに大平山に行きたいと思って提案してみました。

今年は元旦でなく2日に行ったこともあり、渋滞の中にいたのは30分くらいですみました。

クルマから降りると、娘はなぜかハイテンションになり、はしゃいで神社までの道を走って登って行きました。

大人の方がついていくのが大変なくらいのペースで登っていました。

お詣りはわりとすぐに終わりました。

昔は長い時間をかけて登ったこともあり、もっと荘厳な印象を受けてお詣りしたものでしたが、今年はあっけなく終わりました。

お詣りが終わった後は、謙信平という眺望と団子、卵焼き、焼き鳥が有名なところにクルマを停めて、お店で軽く昼飯を食べました。

ここは桜や紅葉も有名です。

それほど高い山ではありませんが、天気が良い今日などはスカイツリーなども見えていました。

お店ではやはり団子と卵焼きと焼き鳥を注文し、そばもそれぞれ少しずつ食べました。

僕の好みからすると意外ですが、焼き鳥が一番おいしいと思いました。

娘はこのお店では機嫌が悪かったですが、卵焼きを食べさせると機嫌を直してまたテンションを上げました。

謙信平での時間は僕の最初のプランの中にはありませんでしたが、とても良い時間を過ごせました。

今年はあまり「正月」という気分になっていませんでしたが、このおかげで「正月感」が一気に増した気がします。

娘はそれぞれのじいちゃんばあちゃんの家で、幼稚園の宿題のカルタをとても楽しんでいたので、「これが正月だ」というイメージができてきたのではないでしょうか。

じいちゃんばあちゃんの家にお泊まりするのも正月だけなので、娘にとってはそっちが一番の風物なのかもしれませんけどね。

それぞれの世代がそれぞれの「正月感」というのを楽しんでいるんでしょうね。