この4月から消費税が上がったことを始め、われわれの生活に関わることがいろいろと変化しています。
僕の職場も3月後半から流れが変わって状況が良くなり、人の入れ替えも多かったので、それと重なってこの春は変化が大きく感じられます。
テレビ番組も春は毎年改編の時期ですが、いつもの春に比べて終了したり新しく始まったりリニューアルしたりする番組が多い気がします。
僕としては「お願いランキング」がリニューアルしたことが、一番影響が大きいですけどね。
そんな中でやはり「笑っていいとも」が3月末で終了したということが、「変わった」という印象を強くしているのは間違いないと思います。
近年はその放送時間にテレビを見ることができても、他の番組を見てしまうことがほとんどだったので、今になって「笑っていいとも」を語るのは卑怯かもしれませんが、高校時代くらいまでは僕も大きく影響を受けた番組ですし、最終回は気にせずにはいられませんでした。
昼の部も夜の部も平日で家にいなかったので、両方とも録画をしておきました。
日曜までなかなか見る時間もありませんでしたが、「アッコにおまかせ」を見ていたら、その最終回の夜の部の中で、日本のお笑い界を代表する全員とも言えるメンバーが、生放送で奇跡的に同じ舞台に立ったという事実を知らされました。
録画したのを知らなかったカミさんが「見ればよかった!」と悔しがっていたので、録画したことを話すとすぐに見たいということになり、一緒に見ることになりました。
本当にすごいとしか言いようのない光景でした。
話している内容としては、それぞれの関係に込み入った事情があったり、お互い自分が一番面白いという気概と気迫を持った人たちですから、ぶつかりあってしまって収拾がつかなくなっていましたが、その人たちのすごさを感じさせるには十分でした。
特にさんまさんの話などは、僕がいいともを一番面白いと思って見ていた時期を思い起こさせて、感慨深いものがありました。
あの頃に比べると、日本のお笑いの地位は比べものにならないくらい高くなったことを実感しました。
一つのすごかったものが終わってしまいましたが、同時に何か日本の新しいすごいものが始まりそうな予感がしてなりません。
桜の花を合図に、日本が変わり始めた気がしました。