東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

白いノイズ

すごい雪ですね。

昨日のニュースで「○○年ぶり」というのをいろいろ聞いていましたが、実際にこんなに降るとは思っていませんでした。

仕事も一日休みになりました。

でもいろいろと不安なので、職場に行って少し残務を処理したりしてきました。

この雪の中を大田原まで行くのは、少し勇気が入りましたけどね。

行きは午前中だったのでまだ道路にはそれほど積もっていなくて、普段1時間ちょっとのところを1時間半弱で着くことができました。

帰りは結局遅くなってしまい、日が落ちる頃に帰ってきたので、国道4号にも雪がだいぶ積もってきてしまい、遅いところでは30km/hくらいしか出せず、2時間弱くらいかかりました。

栃木でこんなに雪が降ったのを見たのは、高校生の頃以来だと思います。

盛岡にいた頃は、このくらいの雪は毎年見ていましたし、このくらいならクルマの運転もどうってことなくやっていましたが、こちらに戻って12年経った今となっては、「普通に雪に慣れていない人間」になりました。

今回の運転も、特に走り出しと帰りはだいぶビビリましたし、積もった雪を見て「おお、すごい」と思っている自分がいます。

慣れていないからこそ強く感じますが、雪の積もった夜の静けさは独特の感覚を呼び起こします。

音だけでなく、匂いまで少なくなっている気がします。

普段は気づかないものに気づいたりして、感慨深いです。

ただ今夜は風が強いので、いつもの雪の日とは違って、風の音だけが目立って耳に入ってきています。

それはそれで不思議な気持ちになります。

自分たちだけがこの世界に取り残されたような、ちょっとさびしい感じもします。

ここ数年夏と冬の寒暖差が大きくなって気がしますが、この傾向は続いていくのでしょうか。

あまり強い刺激ばかり受けていると、感覚が鈍ってくる気がします。

雪に対してはある意味「敏感」になっていたワケですが、雪が多くなるとその感覚も鈍ってしまうでしょう。

また盛岡にいた頃の感覚に戻っていくのでしょうか。

それはそれでいい気がしますが、何だか怖い気もする雪の日です。