東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

エレクトリックに自信はないけど

オリジナルラブのニューアルバム、「エレクトリック セクシー」をやっと聴きました。

前作「白熱」に続き自主レーベルからのリリースです。

やはりメジャーからのリリースじゃないのでお金をかけられないのか、ちょっと音質は良くない感じがします。

ジャケット写真からもレトロな雰囲気を出そうとしているのが分かるので、意図的にそうなっている部分もあると思いますが、それでもちょっと薄っぺらい印象を受けてしまいます。

それより気になったのは、メロディにいつもの田島貴男作品らしい美しさを感じられなかったことです。

まだ1回しか聴いていないので、聴き込んでいけばその良さが分かってくるかもしれませんが、今までは1回目でもだいたい「おお、これは…」と魂に響く部分を感じてきました。

歌詞も今回はちょっとつまらない感じがしてしまいます。

「こんなこと考えて書いたのかな」ということが、分かりやすく書かれてしまっている気がします。

これについても、ただ僕の読みが浅いだけで、本当は奥深いことがたくさん潜んでいるのかもしれませんけどね。

いずれにしても、僕は最初にあまり良くないと感じても、何度か聴き込んでみるタイプなので、しばらくはよく聴いてみようと思います。

先日書いた遊佐未森に並んで、約20年聴いているアーティストなので、そのクオリティの高さを信じていきたいです。

ネットで悪い評判を見てしまってからというもの、どうもその信頼が揺らぎそうになっています。

でも実際に美しい曲を多く世に出していると思いますし、結構な影響も受けてきたアーティストなので、僕自身の自信を失わないためにも、信じて聴き続けていくでしょう。