無関心を装いながら
久しぶりに満月を見た気がします。
夜に晴れていることが、あまり多くなかったからでしょうかね。
こんなに晴れて空が澄んでいる夜は、最近では記憶にぼんやりとしかありません。
この時期の明るい満月というのも、季節外れというか、珍しい感じです。
辺りも明るくなって、帰り道もいつもと違う道を通っているような気分です。
月がきれいなのは秋や冬というイメージですが、春というかもうほとんど夏の月も、おだやかでソフトなイメージを持ち合わせていて、気持ちがほんわりさせられます。
季節によってこんなにも月の印象は違うものかと実感しました。
こんな小さな発見をすることも、季節を味わうひとつの楽しみです。