東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

「まんが日本昔ばなし」の桜とか

宇都宮の国道4号では、桜の花びらがアスファルトの上にもたくさん落ちていて、クルマが通るたびにそれが舞い上がって、花吹雪を振りまいていました。 やっぱり桜は散る姿が美しいと思います。 通勤途中で、数本しかないような桜の木がひっそりと咲いている場所を所々に見かけます。 派手ではありませんが、周りの風景もなかなかの雰囲気を出していたりすると、それを見て「ここでじっくり花見がしたい」と思うことが多いです。 僕はそんな桜の「マイクロスポット」を推したいと思っています。 何十本、何百本と咲いているような大きな桜の名所のように人が大勢来て混み合ったりしないし、うまくいけばそこを独り占めできるかもしれないので、そうなればサイコーです。 中学か高校の国語の問題で、「桜は桜前線のような巨視的な見方でなく、微視的な見方で楽しむものだ」という文章を読んだのを覚えていますが、マイクロスポットを見つけると、まさにそれに同感します。 娘が生まれてから最初の春に、カミさんと娘と3人で、僕の好きな秘密のマイクロスポットで花見をしたことがあります。 娘と僕が写った印象的な写真も撮ることができましたが、僕は密かに娘の将来の結婚式でその写真を使ってほしいと思っています。