東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

第7回チキチキ音楽ソムリエ

今年は例年より早く桜が咲きそうですね。

待ち焦がれた桜の季節がやってきます。

音楽ソムリエも今回で1年を一回りというところです。

桜が咲くころの春の気分を盛り上げるアルバムを集めてみました。

この季節に合うアルバムは多いですが、今回は比較的手に入り安いもので今の気分に合いそうなものを選びました。

(1)Alicia Keys 「As I Am」

ちょっと前にニューアルバムの記事を書いたばかりですが、これはAliciaのアルバムの中でも珍しく春っぽい雰囲気の作品です。

全体に暖かくて、ほのかに明るい空気を感じます。

恋を描いた曲も、若々しい「春の恋」といった感じのものが多い気がします。

僕が一番桜をイメージするのは5曲目で、バックのキーボードが桜の花びらが舞う様子を連想させます。

たまに「ソウルを聴いてほっこりする」というのも、アリなんじゃないでしょうか?

(2)Marvin Gaye and Tammi Terrel 「Greatest Hits」

マービン・ゲイとタミー・テレルといえば、泣く子も黙るデュエットコンビです。

’60年代後半に録音されたアルバムからのベスト盤ですが、その時代の懐かしい感じのサウンドが、桜の季節に何とも絶妙にマッチします。

デュエットというのは一見濃そうな気がしても、この二人の歌だからかもしれませんが、春のウキウキな気分に意外と自然に入ってきます。

ちょっと懐かしい気持ちで桜を味わいたいなら、ぜひオススメします。

僕が持っているのはこのタイトルの12曲入りのものですが、もっと曲数が多くて安いベスト盤も手に入るようなので、それでもいいかもしれません。

(3)Norah Jones 「Not Too Late」

このアルバムが発売された年からずっと、僕は春になるとよくこのアルバムを聴きます。

アルバムを通して生暖かい風が吹いているような印象です。

ノラのゆったり歌う低くてハスキーな声は、もともと春っぽさを持っているのかもしれません。

でも特にこのアルバムは、それがよく表れていると思います。

僕は4曲目の“Until The End”が好きです。