Fire or Water
発売からしばらく経ちましたが、Alicia Keysの最新アルバム「Girl On Fire」を聴きました。
前作「The Element Of Freedom」がエレクトリックなサウンドに包まれていたので、今回もそれを続けるのかなと思っていましたが、意外にもアコースティック(生音)色の強いアルバムでした。
タイトルからイメージされる力強いメロディとは違って、ソウルフルないわゆるメロウな感じの曲が多くて、僕の好きなAliciaがいっぱい詰まっている感じです。
歌詞もひたすらポジティブかと思っていましたが、感傷的な感じのものも多いです。
出産後初めてのアルバムですから、強さと慈しみの両方が表れたのだと解釈しました。
最近のアメリカではヒップホップ色の強いサウンドが好まれて、Aliciaのような正統派ソウルはあまり流行らないようですが、グラミー賞のお陰かしっかりと残ってくれているので、僕としては嬉しい限りです。
しばらく愛聴盤になりそうです。
カミさんと一緒に初めて見た映画「地球が静止する日」が放送された日に、良い発見でした。